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令和 3年健康福祉常任委員会(12月)−12月13日-01号
令和 3年総務常任委員会(12月)-12月13日-01号

  • "財務部所管分"(/)
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  1. 町田市議会 2021-12-13
    令和 3年総務常任委員会(12月)-12月13日-01号


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    最終取得日: 2023-04-15
    令和 3年総務常任委員会(12月)-12月13日-01号令和 3年総務常任委員会(12月)              総務常任委員会記録 1 日時  令和3年(2021年)12月13日(月)午前10時 2 場所  第4委員会室 3 出席者 委員長 ちだ伸也       副委員長 若林章喜        委員 木目田英男 森本せいや 白川哲也 山下てつや          佐々木智子 新井よしなお 4 出席説明員       政策経営部長 政策経営部次長 広報担当部長 経営改革室長 総務部長       総務部次長 情報システム担当部長 財務部長 税務担当部長       経済観光部長 経済観光部次長 北部・農政担当部長 監査事務局長       議会事務局長 その他担当管理職職員        5 参考人 坂田一夫 久保圭三
    6 出席議会事務局職員       議事係担当係長 佐藤義男       調査法制係担当係長 越智崇全       担当 三田村美子 7 速記士 植木那津子(澤速記事務所) 8 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        総務常任委員会審査順序                        令和3年(2021年)                    12月13日(月)午前10時                            第4委員会室  1 議会事務局  (1)請願第 13 号 熊沢あやり町田市議会議長の数々の問題行動により、毀損した町田市及び町田市議会の名誉の回復を求める請願  2 政策経営部  (1)請願第 14 号 リニア・トンネル工事について市民の安全・安心のための請願書  (2)第 93 号議案 令和3年度(2021年度)町田市一般会計補正予算(第6号)  (3)行政報告 町田市国土強靭化地域計画(案)に係る市民意見募集の実施について  (4)行政報告 町田市いじめ問題調査委員会の設置について  (5)行政報告 「公共施設マネジメント情報紙ぷらっと第8号」の発行及び市民意見募集の実施について  (6)行政報告 「まちだシティプロモーション基本計画22-26」の策定について  (7)行政報告 まちだ〇ごと大作戦18-20??の実施状況について  3 経済観光部  (1)第102号議案 町田市市民農園条例の一部を改正する条例  (2)第 93 号議案 令和3年度(2021年度)町田市一般会計補正予算(第6号)  (3)行政報告 中小企業者家賃補助事業【第3弾】の実施結果について  (4)行政報告 キャッシュレス決済プレミアムポイント事業【第2弾】の実施結果について  (5)行政報告 飲食事業者応援事業の実施結果について  (6)行政報告 「第4次町田市農業振興計画 改訂版(案)」のパブリックコメントの実施について  (7)行政報告 「(仮称)町田市里山環境活用保全計画(案)」のパブリックコメントの実施について  4 監査事務局  (1)第 93 号議案 令和3年度(2021年度)町田市一般会計補正予算(第6号)  5 総務部・会計課  (1)第 93 号議案 令和3年度(2021年度)町田市一般会計補正予算(第6号)  6 財務部  (1)第112号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例  (2)第 93 号議案 令和3年度(2021年度)町田市一般会計補正予算(第6号)  (3)行政報告 異議申立てに対する却下処分取消請求事件について  7 特定事件の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────                午前10時 開議 ○委員長 ただいまから総務常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △請願第13号 ○委員長 請願第13号を議題といたします。  請願者から、意見陳述の申し出がございます。  お諮りいたします。本日、12月13日の本委員会に、参考人として請願者である坂田一夫さんの出席を求め、意見を聞くことにいたしたいと思います。このことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。              午前10時1分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時2分 再開 ○委員長 再開いたします。  本日は、参考人として請願者である坂田一夫さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、本委員会にご出席いただき、ありがとうございます。委員会を代表して心からお礼申し上げますとともに、忌憚のないご意見をお述べくださるようお願いいたします。  早速ですが、議事の順序について申し上げます。請願者の方は、5分を限度としてご意見を述べていただき、その後、委員の質疑にお答えいただくようお願いいたします。  それでは、請願者坂田一夫さん、お願いいたします。 ◎坂田 参考人 私は、坂田一夫と申します。よろしくお願いします。  このたび請願を出した理由は、そこに書いてありますが、9月6日、議会で大西議員が熊沢議長の公用車の私的乱用を追及しているのをネットで見て、大西議員に連絡を取って内容を確認しました。その結果、町田市民感情として腹が立った、これは看過できないと思い、10月7日に、市長また全議員に要望書を出しました。これは刑法247条の背任罪にも適用します。  それから、請願の趣旨について話しますが、多くの市民がコロナ禍で苦しんでいる最中に、熊沢議長の公用車の走行記録を見ますと、私的に乗り回しているとしか思えません。その1年半の資料を見ると、自宅と庁舎の往復が14キロメートル以内で済んでいるのが55回であり、そのうち10キロメートルで済んでいるのは10回、11キロメートルで済んでいるのが24回、12キロメートルで済んでいるのが16回と、12キロ以内が50回となり、その程度で済むことが分かる。しかし、現実には17キロから20キロ走行も日常的に大変多い。このあたりの走行の説明を求めたい。  また、1年半で19回、多いときは月3回サッカー観戦に行っている。熊沢議長はコロナ禍で公務がほとんどないので、町田市が支援をしているゼルビアの応援に行ったと、このような発言をしているが、議長、議員としてほかにやることはないんでしょうか。現地視察に行くからといって、ちゃんと行動目的を持って行っていると思いますが、第一、そんなに視察に行く必要があるんでしょうか。疑問です。それだけ現地視察に行っている報告書もない、遊びに行っているんじゃないですかと勘ぐりたくなります。  町田市議会ホームページを見ますと、議長について、議長は市議会のリーダーとか、市議会の代表とか書かれていますが、このように責任のある立場の問題なんだから、中立な第三者の調査組織を立ち上げ、町田市としてきちんと解明してもらいたい。  それから、12月議会で公用車の経費について回答があったが、熊沢議長の議長就任後1年半で、運転手が5時以降の残業が500時間に達している。これは公務届けにないガソリン代や車の減価償却など、きちんと算出し、公務として証明できない場合は、この原資は市民の税金なんだから、全額返金するべきである。  2番に指摘したように、公正な調査をした上で迅速な対応をしてほしい。いつまでも放置している状態なので、町田の恥です。議長は市議会の代表であり、議会議員からの選挙で選ばれる―市議会のホームページに書かれている、多くの議員により責任を一端していることを自覚して、早く真相を究明して、熊沢議長の出処進退をはっきりしてほしい。  熊沢議長の態度が、議長として、また議員としてどうなのか、パワハラの言動も見受けられる。町田市の小学校のいじめですが、無記名でアンケートの調査を実施して、実態を解明してほしい。  12月の議会で、傍聴しましたが、大西議員にフェイスブックでありもしない創作話を一般公開したことは、熊沢議長が数々の所業を本当のことだから慌てて自己防衛のために行ったとしか思えない。熊沢議長のこの行為は、大西議員の名誉や人格を著しく毀損するものであり、同時に重大な人権侵害である。  本件は、この事実を議会で早急に解明して、責任の所在を早急にしていただきたい。この問題について、熊沢議員を議長に選出した市議会議員全員の連帯責任であり、特に自民党の会派に私たちは大いに反省し、即刻、熊沢議長に対して辞職勧告を、全員一致して提出してほしい、その出処進退を明らかにしてほしい、これは令和4年の2月を待たずに、本年度中、12月にでもしてほしい。  その中でも、これは特別背任行為でもあり、刑法の247条の中に任務違背行為というのがあるんですね。これは後で話しますけれども、要するに、組織の人間が法的に記載するところと反する行為をしたという、そういうことであります。  先ほどの中でもっと言いたいんですけれども、要するに、熊沢議長が市民の目線に立った透明性の高い、身近な議会の実現に取り組んでまいりますと書いてあるが、これが私の請願に書いてある言いたいことです。 ○委員長 ありがとうございました。  以上で請願者坂田一夫さんからのご意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。請願者は、委員長の許可を得て発言し、また、委員に対しては質疑をすることができないことになっておりますので、ご了承願います。  それでは、これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で請願者坂田一夫さんに対する質疑を終了いたします。  この際、請願者坂田一夫さんに対し、委員会を代表して一言お礼申し上げます。  本日は、ご出席いただきましてありがとうございました。  本委員会として、皆様のご意見を委員会審査に十分生かしてまいりたいと思います。  休憩いたします。              午前10時10分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時11分 再開 ○委員長 再開いたします。  本件につきまして、通常の請願審査と違い、担当者からの願意の実現性、妥当性についての意見を述べる場はございません。  それでは、本件に関し、質疑に入ります。
    ◆白川 委員 願意の実現性とかがあるかと思って聞こうと思っていたんですけれども、今言った話で願意の実現性等々を語らないというのは、今回のこの請願だと、どういう扱いになるという理解でよろしいでしょうか。 ◎議会事務局長 請願の内容につきまして、よく請願があるのは、こうしてほしい、執行部側としてはこういうふうな考えがある、そういう意味合いが願意の実現性でございます。この内容につきましては、執行部というか議会事務局におきましては、そういうものはございませんので、もしくはそういう内容のものではございませんので、願意の実現性はなしということで取扱いさせていただきたいと思っております。 ◆白川 委員 例えば、議会に対しての要望みたいな形のものも今の請願の要旨を見るとあるんですが、例えば、議会に対しての要望みたいなものも事務局側では答弁は特にないということなんでしょうか。 ◎議会事務局長 こちらは請願でございますので、この請願で今6項目出ていますが、この6項目の中で、これは必要だ、必要じゃない、こういうものはやる必要がない、そういういろんな考え方が委員のほうであると思うんです。そういうものを請願の審査という意味合いで行っていただくものだろうと思いますので、それについての審査を行っていただければと思います。事務局のほうでこうだああだという考えはございません。 ◆白川 委員 つまり、ここは総務常任委員会の場ですけれども、そういったものについては、また違う、もしそういう議論があるならばほかの場でという理解でよろしいですか。 ◎議会事務局長 これはあくまでも請願でございますので、この請願をどういうふうに取り扱うのかが、どういうふうな結論を出すのかというのが委員の審査でございますから、その審査に従っていくというのが議会事務局の考えでございます。 ◆白川 委員 請願を見ると、例えば、分からないことを明らかにせよというところは、結局、出せるところが議会側というよりは、特に執行部というか、やっぱり議会では判断できないところを請願として出されているように感じるんですけれども、そういう場合でも、市民がそういう請願を出したとしても、今言った願意の実現性の判断は差し控えるという結論に至るようなものなんでしょうか。 ◎議会事務局長 こちらは請願でございます。いわゆる委員会で結論、要するに結果を決めるものでございますので、どういう答えを出すのかというのが委員会に課せられているものでございます。本来ですと、情報公開請求とかそういう類いものとはまた別のものでございます。これはあくまでも委員会に課せられているものでございますので、願意の実現性等については、こちらでは控えさせていただきます。 ◆白川 委員 この請願項目の中にも、この件が議長の責任なのか、そうじゃないのかみたいな形のことも請願として出されているんですけれども、例えば、そういったことに対しても、議会側というか事務局側というか、市側は確認できないということなんですか。 ◎議会事務局長 その部分も含めまして、委員のほうで決定していただける内容ではないかと考えてございます。ですので、個々、それに対しまして質疑等があればお受けいたします。 ◆白川 委員 では、個別に確認だけさせてもらいたいんですけれども、今回の6項目でフェイスブックに投稿されたというところで、このことが個人ではなくて議長名で投稿されているというところで、事務局としては、議長としてこういう投稿があったということを承知されているのか確認したいんですが。 ○委員長 休憩いたします。              午前10時17分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時18分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎議会事務局長 そういうものが載っているというのは知っております。 ◆白川 委員 確認は、一個人ではなくて議長名でされていることを事務局として承知しているという認識でいいんでしょうか。 ◎議会事務局長 意図が分かりませんが、お名前で出されているように記憶しておりますので、それがどちらなのかと言われたときに、その判断は分かりません。 ◆白川 委員 意図としては、例えばフェイスブックとか投稿は、一個人としてアップするのは当然ある話なんですけれども、今回、議長名で投稿されているところがあって、議長となると、やはりある程度議会が承知している部分が出てくることが考えられるんですけれども、そういった意味において、事務局は関知していたのかという意味合いでの質疑になります。 ◎議会事務局長 意図が正確には分かりませんが、そういう意味では関知してございません。 ◆白川 委員 そういうことだと思います。分かりました。  それと、例えば、今いろいろと議論をされるときに、やっぱり書面であったり、数字的なものがないと判断できないところがあって、その際に、そういう意図をもってして多分この請願も出されていると思うんですけれども、そういったものを明らかにしてほしいというところが何点か、この要旨の中でも見られるんですけれども、そのことに対しての請願の趣旨も願意としてなかなか出せないということなんでしょうか。 ○委員長 休憩いたします。              午前10時21分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時22分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆白川 委員 請願というのは、当然市民がこういうふうにかなえてほしいと出されるものだと思うんですけれども、そのことに対して、今、議会事務局側、市側は、願意の実現性についての回答がないということなので、その答えを全く何も持ち合わせていないというような話。そうすると、そもそも市民がこうやってほしいということに対してのイエスもノーもないというところになってしまうので、そうすると議論のしようもなくて、当然議会側は最終的にはこの請願に対して採択、不採択というところは決めていくかと思うんです。ただ、市長部局側というか議会事務局側の考えとして、何かしら答えを持ち合わせていただかないと、ある程度そういう議論もできないのかなと思うんです。  それぞれの項目を拝見していると、それぞれ数値を出してほしいだとか、例えば4項目めだとかだと責任の所在という話なので、そこについては議会側だけで考えるというよりも、市長部局側というか、市側も関与してくる部分がある中で、願意の実現性の中で、全くこっちは関係ありませんよという話になってくると、どうしようかな、こっちもどういう形で判断すればいいのかというのがなかなか難しいなと思ってしまうんですけれども、そういう関与が全くないという判断なんですか。 ◎議会事務局長 本来、請願は委員会の委員のほうで判断するものです。それに際しまして、執行部側で参考意見として何かありますかということで聞くというのが町田市議会のやり方でございます。願意の実現性を聞いていない市もいっぱいございます。実際に市としては、これはどうなのか、何かやる考えがあるのか、これはもうやめていくのとか、いろんな考え方があって、その参考として、そういうのを聞くのが町田市議会のいわゆる請願の進め方でございます。  事これに関しましては、この内容について出す、出さないというんでしょうか、提示してもらいたい、してもらいたくないという内容でございますので、これは実際に出せるんですかという質問につきましては、事務方で回答していくことは可能でございます。もう既に出ていますとか可能でございますが、これについて出す、出さないという話になりましたら、それについては意見はないということでございます。関与したくないということは一切、出すと決まりましたら、全力で資料を出していきますので、そういうお考えでお願いいたします。 ◆白川 委員 つまり、出せるか、出せないかみたいに問うているんだったら、その辺の回答はできるけれども、判断を求められているという認識だと、事務局側では答弁の答えは持っていないという意味合いなんですか。 ◎議会事務局長 おっしゃるとおりでございます。 ◆白川 委員 そのあたりは、こっちの議員側である程度形ができれば、そのことについては議会事務局としても対応するという認識でいいんですか。 ◎議会事務局長 それぞれの内容で、できる限り対応していきたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 質疑の途中でありますが、これより議員間討議を行いたいと思います。  ご発言があれば、お願いいたします。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 議員間討議を終わります。  休憩いたします。              午前10時29分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時30分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆木目田 委員 今お聞かせいただきましたけれども、現在、私どもの町田市議会議会運営委員会において、この議長の件については審議いたしているところでありますので、継続ということがよろしいのではないかと思っております。 ○委員長 お聞き及びのとおり継続審査にすべきであるとの意見がありますので、お諮りいたします。  本件は継続審査とすることにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって本件は、継続審査とすることに決しました。  休憩いたします。              午前10時31分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時35分 再開 ○委員長 再開いたします。 △請願第14号 ○委員長 請願第14号を議題といたします。  請願者から、意見陳述の申し出がございます。  お諮りいたします。本日、12月13日の本委員会に、参考人として請願者である久保圭三さんの出席を求め、意見を聞くことにいたしたいと思います。このことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。              午前10時36分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時37分 再開 ○委員長 再開いたします。  本日は、参考人として請願者である久保圭三さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、本委員会にご出席いただき、ありがとうございます。委員会を代表して心からお礼申し上げますとともに、忌憚のないご意見をお述べくださるようお願いいたします。  早速ですが、議事の順序について申し上げます。請願者の方は、5分を限度としてご意見を述べていただき、その後、委員の質疑にお答えいただくようお願いいたします。  それでは、請願者久保圭三さん、お願いいたします。 ◎久保 参考人 久保圭三です。よろしくお願いします。  初めに、このような請願についての意見陳述の機会を与えていただいて、本当にありがとうございます。請願の内容については、請願書をご覧いただきましたらお分かりいただけると思いますが、私の思いのほどをちょっとお話しさせていただきます。  私の住まいは鶴川四丁目36番地で、この図のように、ちょうど鶴川四丁目39番地のここなんですけれども、リニアのトンネルがこれから予定しているところの真上になるんです。以前から夢の超特急ということでいろいろ聞いていましたけれども、これが我が家の下を通るなんていうことはちょっと考えも及ばないで、おまけに大深度地下法という法律があることも全く知らなかったものですから、それで、自分の家の真下にこの巨大なトンネルが掘られると聞いてびっくり仰天した次第です。  それで、その間、開かれたJR東海の説明会にも早速出席させていただいて、発言の機会もありましたので、実はこんなものを掘られるのはちょっと承知できないので、コースの変更はしてもらえないのかとか、それから、もしこれが下を通ったときに私のうちの地価が時価よりも下がってしまうので、それも補償してもらえるかというような、ちょっとわがままというか自分勝手な、自分本位ですけれども、発言をさせていただきました。でも、結局、それに対する答えは、なかなか満足のいく答えをいただく機会がありませんでした。  ちょっと間が空きまして、その間、リニアについてのいろいろな記事を読んだり、それから、心配事がありましたけれども、ちょうどそのときに、間が空いた後に調布の事故があって、急遽、JR東海が町田で2か所説明会を開かれたんです。早速、私なんかも心配なので出席させていただきましたけれども、実は今持ってきていますけれども、朝日新聞の記事だとか、それから南海トラフの地震とリニアの関係なんかのいろいろな本が確かに出ているんです。わらをもつかむ思いでそれを買って読んだりして、ますます心配事が増えるばかりなので、出席したんですけれども、実際には出席した人から、井戸水はどうなるのかとか、もし事故が起こったら工事は中止してくれるのかとか、そういう質問もありましたけれども、結局、JRからの回答は安全安心の工事をやるからという説明に終始して、結構大勢の人がまだまだ聞きたいことがあるんだと言うんですけれども、若干時間切れで閉じられてしまう、2回ともそうなんです。  ここに、私はちょっと時間がなくて、持ってきたんですけれども、これは私の住んでいる鶴川四丁目からずっとつなげて、これがリニアの通る道なんです。それで、青いところはこれから家屋調査をする予定だというんです。それから穴を掘りますと。ちょっと後で見ていただくとうれしいんですけれども、ほとんど住宅密集地の真ん中をこれが通る形になっているわけで、そんなわけで、もっともっと心配を抱えておられる方、知らない人も結構いるんです。  だから、説明をもう少し丁寧にやってほしい、それから、いろいろな問題が指摘されていることに対するJRの答えも聞きたい、そういうこともあるので、ぜひ追加の説明会をというか、JRはもうこれ以上やりませんというような回答なので、ご覧のように、請願の中にありますように、2点ほどお願いというか、1点は、危険から市民の安全を守るために、町田市としても取り組んでほしい、窓口をつくって住民のあれを聞いてほしいということ。それからもう一つは、やっぱりJR東海がもっと丁寧に、説明会が不十分なのでやってほしい、そんなことをお願いしようかなと。それで、急遽でしたけれども、このような請願を皆さんに検討していただくようにお願いしたわけなんです。  この2点を本当に早急にJR東海と、それから町田市が取り組んでいただければ、次の段階に私たちも考えをまとめられるんじゃないかと思うんですけれども、このように請願についての意見陳述を皆さんに聞いていただいたことで、本当にありがたいと思っていまして、よろしくご検討をお願いしたいと思います。  以上です。ありがとうございました。 ○委員長 ありがとうございました。  以上で請願者久保圭三さんからのご意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。請願者は、委員長の許可を得て発言し、また、委員に対しては質疑をすることができないことになっておりますので、ご了承願います。  それでは、これより質疑を行います。 ◆佐々木 委員 ご意見ありがとうございました。町田市でも久保さんが参加されたJR東海からの説明会が9月に2回あったという説明があったんですけれども、今ご意見を言われましたが、そのとき時間が足りなくて、多くの方が手を挙げても、これで時間切れですということで帰られたということなんですが、久保さんご自身、その説明会に参加して、終わってどういう思いだったのか、その辺を伺えればなと思います。 ◎久保 参考人 発言させていただきます。  説明会では、結構JRは資料をいっぱいよこして専門的な、例えば、町田の地面は、多摩とは、調布とは違うんだというような説明だとか、我々は専門家じゃないから聞いていても、それから、シールドマシンをそんなにやっても上に振動が来ないよとか、地震が来てもトンネルは安全ですというような説明を聞くんですけれども、それだけではなかなか、現実に事故が起こっちゃっているので、心配事は消えないです。  特に自分のうちの下を巨大な、直径が14メートルですから、それがぐわんと通られるということについては、どうしても何かもう少し具体的な―それから、それに対するいろいろ心配事を専門家も言っている人も結構いるので、我々も素人なので、それを見ても、ああ、なるほど、こんな心配もあるのかということは思うんですけれども、実は、いつまでたったって何となくうずうずうずうずして、隣近所の方とも話すんですけれども、初めて聞く人もいる。それから、引っ越してくるときに不動産屋はこんなことは知らせてくれなかったよということも言う人もいる。  そういう意味では、僕なんかみたいに少しは心配して調べる人間以外にも心配事をいっぱい抱えている人もいるし、いつの間にかできちゃったでは、どうも納得いかないという、そんな気持ちで、もうちょっとこの問題について皆さんで検討してもらいたいなという気分でいます。 ◆佐々木 委員 トンネルを掘るのはJR東海で、今回もJR東海がやられた説明会なんですが、実際に町田で生活している久保さんたちにしてみれば、心配事があったら市のほうに相談したいという、結局、この請願の中身だと思うんですけれども、今までは、市にJRのリニアの工事がどうなっているんですかとか、そういうお問合せというのかはされていたんでしょうか。 ◎久保 参考人 発言させていただきます。  私自身ではないんですけれども、ちょうど一緒に事務局をやってくれている人が、結構、町田の係、ちょっと名前が出てこないんですけれども、住民は心配事があるから、行っていろいろ聞いている。  それからもう一つは、これは町田にはメリットがあるのかないのかというようなことも聞いたりしているんですね。実際には、橋本に行って品川の間は、町田はトンネルが通るだけなので、メリットもないし、さっきの話じゃないけれども、地価が下がったらどうなるんだという心配事を持っている人もいるんだけれども、そういうのも結構何回か問い合わせているんだけれども、今、町田はJRにはちゃんと説明しろということは言ってくれているんですけれども、実際に町田市自体がこの問題について検討したり、実際に動いてくれているという状況にはまだなっていない。  そういうちょっとじれったい感じを持っているわけなので、言ってみれば、住民の安全とか心配に一応寄り添って町田市が動いてくれるといいんじゃないかなという感じは持っています。 ◆木目田 委員 今日はお越しいただきまして、また、ご意見いただきまして、ご請願の詳細についてありがとうございました。  何点か質問をさせていただきたいんですけれども、久保様のほうで工事の直上、上だということなんですけれども、請願者の方が追加されて658名ということなんですけれども、今回、リニアの工事の直上、もしくは両幅40メートルの範囲内というのが家屋調査の対象なんですけれども、この請願者の方は、この範囲内の方なんでしょうか。それ以外の方も結構いらっしゃるのか、そのあたりがお分かりになれば教えてください。 ◎久保 参考人 お答えします。全部が全部そうじゃない、特に今回この請願をするのも、この議会が12月で終わりだというので、何とかこれに間に合わせて皆さんに聞いていただきたいということで、急遽請願の署名も集めたので、現実に私のうち、39番地に住んでいる人全部から、話に行ったり、説明したりできないんですけれども、この請願そのものには、真下じゃない人も含めて何人かの方に大勢、この600何人の中にはそういう方もたくさんいます。実際に、自分のうちの近所を通るという人も含めて入っていますけれども、そんな状態です。これから何かの機会に皆さんとまた話していかなきゃならないとは思っています。
    ◆木目田 委員 658名全員の方がこの範囲内の方ではないということでいらっしゃると。どれくらいの方がその範囲内の方か、分かればで結構なので教えてください。 ◎久保 参考人 半分以上だと思います。僕なんかも見ながらやっていますけれども、請願を、署名をお届けするのが精いっぱいの状態だったものですから、十分に何対何でここは足りないなとかいう形で、ここも集めようという、そこまでやっていませんので、それでも半分以上は当然地元の人、自分の近く、それから40メートルもある。  もう一つは、調布のほうではその先の80メートルまでやるということも言われているんです。JRは今、町田は80メートルはやらないと。ところが、40メートルまでが大深度なんですけれども、それより下を通るわけです。私のうちなんかは40メートルじゃなくて、鶴川四丁目なんかは高いところがありますから、そうすると、被害の広さはこう広がっていくわけです。そうすると80メートルまで、今、調布は事故が起こったところでもそれもやっているということなので、様々な方々の署名をいただいていると思いますので、そんな状態です。 ◆木目田 委員 分かりました。調布市の東京外環道の事故で、陥没というのでご不安があったということは重々理解いたしました。私も説明会は参加していないんですけれども、資料は見させていただいたんです。  先ほど意見陳述でも、なかなか専門的な内容でということはおっしゃってはいたんですけれども、この請願でも不十分だという表現だったんです。それは専門的なものが分からないのか、不十分なのか、時間的なものが不十分なのかとか、不十分というところの内容というか、どういった点が不十分だったかを教えていただけますでしょうか。 ◎久保 参考人 例えば、井戸水のことをちょっと書いていますね。今回の説明でも、シールドマシンでコンクリートで固めるから、地下水には影響はないんだということなんですけれども、実際にそういうことが起こらないのかどうかということが、私たちにとっては全く専門的なことは分からない部分なので、それだとか、それから、振動や何かが調布の場合は起こったということで聞かされているんですけれども、それはないと言われても、本当にないんですか、実際にそういう実験もしたんですかというようなことも含めてもっと、それから聞きたいこと、説明を知りたい。  もう一つは、いろいろなそれを検証している学者さんたちとの討論もしてもらいたいと思うんです。我々は専門家じゃないから、これを見ても、なるほどなと思うし、これは町田の地下の地面の図は書いてあるんですけれども、我が家の人はどうなるかというのは分からない。ボーリングの場所は、ほとんど自分たちのところではやっているのは見ていませんので、我が家の下の地面の状態というのはどんなことかも分からない。  ちょっと付け加えになります。最近、田園調布のほうで90メートルまで自分で穴を掘ったという方がニュースの記事になったんです。そうしたら、やっぱり砂があって、ちょっと危ないよという、お金があったんだと、我々はちょっとそれはできないんですけれども、そういうことも含めて、専門的なことは学者さんたちの討論をもっとしてほしいんです。大深度地下法というのは本当に安全なのかどうかということも、もう1回検討してもらって、いろいろな心配事をなくしてほしいという気分でいます、今のところ。 ◆木目田 委員 JRも説明会のみならず、説明会資料の後ろのほうにも電話番号をつけていたり、あと、請願でも電話での対応か品川工事事務所への来訪対応ということで示されてはいるんですけれども、これはあくまで説明会をもう1回開いてほしい、説明をしてほしいではなくて説明会を開いてほしいということなんですか。 ◎久保 参考人 電話でしゃべる人も、聞くこともできる人もいるんですけれども、そういうことをなかなかできない人もいっぱいいるわけです。それから、今回の説明会も集まった人が結構大勢でしたけれども、実際に自分たちのうちの周りの方も場所が場所なんです。鶴川中と小山中というのは遠くて車じゃなきゃ行けないとか、そういうところでの説明会なので、参加できなかった人が結構いるわけなんです。  だから、やっぱり面と向かってJRからの説明も聞いていない人もいっぱいいるので、まずはそれも必要なんじゃないか。そうしたら、もっときめ細かく地域地域でもやってくれるとか、それぐらいやってくれないと、実際に高齢の方も私の周りも大勢いますので、なかなかそういう説明会も行けない。  考えてみれば、この新幹線に私は生きているうちは乗らない立場ですけれども、孫子の問題でもあるので、その意味では、少しきめ細かく、少し時間をかけてでもやって、今後の検討もしてほしいというのが本音なんです。 ◆木目田 委員 説明会は我々というか町田市でも行っていても、会場の限りですとか、物理的な時間ですとか、今回の鶴川中学校と小山中学校ということでいけば、今回のメインとは言えないですけれども、立て坑の近くということで多分設定されたと思うんです。  それはそれとして、個別に聞かれたほうが、今おっしゃっていた専門的なものが、説明会方式だとかなり全体的な話になるので、例えば井戸水の話といったものは、逆に言うと、個別相談のほうがご不安が解消といいますか分かりやすいんじゃないかなと思うんですけれども、そのあたりはいかがでいらっしゃいますでしょうか。 ◎久保 参考人 それも大事だと思うんです。というのは、窓口というか、聞きに来るのは品川まで来いと言われるんですね、実際に行こうとすると。電話はそうなんですけれども、JR東海も、町田の中に事務所じゃないけれども、そういう場所を設けてくれるというのも一つの方法だと思っているんです。だから、これも中身としてはお願いもしています。  町田市の窓口も欲しいんですけれども、JR東海も町田の中に、川崎のほうにはそういうものができたというような話もちょっと聞くんですけれども、今のところ、そういうことは僕なんかも分からないので、ここにあるから、ここに行けば、直接お話はできますよという場所を近場でつくってもらうのも、今おっしゃったように、一つの方法だと確かに思います。 ◆木目田 委員 了解いたしました。  あと最後に、先ほど久保さん自体が説明会に行かれたということで、請願者の方、658名の方が全員行かれているというわけではないんですよね。 ◎久保 参考人 全部じゃないです。確かに、その人たちが皆さん会場にいて聞いてきたという方ではないです。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 以上で請願者久保圭三さんに対する質疑を終了いたします。  この際、請願者久保圭三さんに対し、委員会を代表して一言お礼申し上げます。  本日は、ご出席いただきましてありがとうございました。  本委員会として、皆様のご意見を委員会審査に十分生かしてまいりたいと思います。  休憩いたします。              午前11時 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時1分 再開 ○委員長 再開いたします。  次に、本件について、担当者から、願意の実現性、妥当性について意見を求めます。 ◎政策経営部長 請願第14号 リニア・トンネル工事について市民の安全・安心のための請願について、願意の実現性、妥当性について申し上げます。  請願内容として2点ございますので、順番にお答えいたします。  1点目のリニアトンネル工事による危険等から市民の安全と財産を守る立場から、町田市としても情報を市民に積極的に伝えるとともに、市民からの「問合せ窓口」を設置し、必要に応じて、JR東海担当者を招いて市民の不安や疑問に対応するよう求めますについてでございますが、町田市としましては、リニア中央新幹線についての情報を市のホームページに掲載しており、市民からの問合せについては、政策経営部企画政策課が窓口として対応しております。市民から寄せられた声については、毎月行っているJR東海との打合せの中で伝えております。また、JR東海も電話や窓口にて不安や疑問に対応していると聞いております。  2点目の町田市として、JR東海に対し以下の項目を要請してくださいの(1)本年9月に行った説明会では不十分であることを伝え、至急追加の説明会を開催するなど対応を求めることについてでございますが、町田市にも同様の声が市民の方から届いており、これも毎月行っているJR東海との打合せの中で、直接そういった声があることを伝えております。  最後に、2点目の(2)トンネル直上から両側40メートルの範囲に限らず、隣接する土地についても地権者からの要望があれば家屋調査の実施を求めることについてでございますが、家屋調査につきましては、JR東海から、一般社団法人日本トンネル技術協会の地中構造物の建設に伴う近接施工指針を基に40メートルの範囲を設定し、家屋調査を行うと説明を受けております。また、他の地域でも同様の40メートルの範囲での家屋調査を行うと聞いております。  以上のとおり、リニア中央新幹線の築造工事については、当初からJR東海とコミュニケーションを取りながら、それぞれの役割に応じて既に対応しております。そのため、改めて請願の趣旨に沿った対応をする必要はないと考えております。よって、請願第14号 リニア・トンネル工事について市民の安全・安心のための請願につきましては、願意に沿うことはできません。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆新井 委員 ただいま願意に沿うことはできないというお話ではございましたが、もう既に実現しているという認識でいいのか確認させてください。 ◎政策経営部次長 まず、今部長が答弁したとおりでございますが、請願にあります問合せの窓口設置ということで、我々企画政策課が市民からの問合せ、質問等についてはお受けしている状況でございます。  それから、追加の説明会等についても、時間的な制限があって十分対応できていない部分はあろうかと思いますが、JRとしては説明会をやらない代わりに個別に相談、それからお問合せ等については受けているということなので、市としても、それは十分対応していただいていると認識しております。  また、40メートル範囲に限らず隣接する土地についてもということでございますが、今、部長が申し上げましたとおり、技術的な指針に基づいて40メートルという設定をしているということでございますので、市としてもある意味合理的な判断をされているのかなということで、市としての役割としては十分対応していると認識しております。 ◆新井 委員 言葉として沿うことはできないというのがあったんですが、実際、この項目をやられているということだと思うんです。過去に請願で既にもうやっていますよということを、やっぱり市民の方も見えないとか分からないということがあるので、請願を出されたことがあって、そのことはやっておりますので、この願意については実現できているものと考えますという答弁があったことがあったんです。今回もそれなのかなと私は思っているんですが、いかがでしょうか。 ◎政策経営部次長 市の責任といいますか、住民が不安に感じている部分について、JRに対してそういう声があると伝えるという、その辺が市として担わなきゃいけない部分なのかなと思っておりますが、そこについては既に十分対応していると認識しております。 ◆新井 委員 ということは、この請願については、請願項目に既に対応しているという認識で確認させていただいていいですか。 ◎政策経営部長 はい、その認識で構わないです。 ◆佐々木 委員 この間、町田の学校を使って2か所で説明会をJR東海がやられたということなんですが、そういうときは、町田市の担当の職員の方たちは現地に行っていらっしゃるんでしょうか。オブザーバーとしても行って、住民の人たちの意見であるとか声というのを聞いていらっしゃるのかどうか、その辺を伺いたいと思います。 ◎政策経営部次長 正式な出席者としては出席しておりません。ただ、私自身が2回目の鶴川中学校でやった説明会については拝聴させていただいております。ただ、私の個人的な時間の都合で最後まではいることはできなかったんですけれども、説明会の雰囲気だとか様子については把握してございます。 ◆佐々木 委員 やはり町田市の役割として、工事を実際にやるのはJR東海であろうとも、町田に住んでいらっしゃる方がいろいろ不安を抱えているということでは、そういった説明会なども、主体ではないですけれども、ちゃんと行政が関わっていかなきゃいけないし、先ほど企画政策課がしっかり窓口になって、皆さんの声を集めて、それをしっかりJRに届けていますというお話ですけれども、議会の答弁のときにも部長がおっしゃったように、やり取りはやっていらっしゃるんでしょうけれども、そう聞いておりますというのは聞いていて、主体的に、積極的に町田市がリニア工事に、住民のために必要な情報を出すというスタンスでないような感じが私はしたんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。  JR東海からいただいた情報はきちんとホームページでお知らせをしていますと言うのですが、さっき陳述でも言われていましたけれども、それが届いていない方も中にはたくさんいらっしゃるようなので、それは町田市から積極的な発信というのが必要なのではないかと思うんです。  企画政策課が窓口になっていることもほとんど知らない、どこにこの相談を持っていっていいのか分からないというのがやはり現状で、ここでJR東海から聞いた情報をお知らせしますという、それも必要だし、例えば個別に対応したほうが早いですよと言うなら、それもそうやってしっかりお知らせしなきゃいけないと思うんですけれども、今の問合せの在り方、ちゃんと看板を掲げてここでやっていますというふうに、企画政策課ではやっていらっしゃるんでしょうか。 ◎政策経営部次長 リニアの問合せ窓口という看板は改めて出してはいませんが、役割としては十分認識しておりますし、寄せられた声については、定期的に向こうの担当者と打合せする機会がありますので、そこで、口頭ですが、申入れはしているということでございます。  少し付け加えさせていただくと、工事車両の搬出入について、我々としても安全性にはかなり懸念がありまして、それについては、毎回の打合せの中で大丈夫ですかということは常々申しております。JRも工事の搬出入の安全確保ということで、工事車両の通行については、地元の小学校等にもお知らせしながらルートを選定したり、場所によっては一部道路の拡幅、それから仮設の工事用車両の築造など、我々の要望に対して対応していただいている部分も多数ありますので、そこはやっぱりJRとのコミュニケーションをしっかり取ることは大事でありますし、その中でお願いもしますし、可能な範囲でにはなると思いますが、JRとしても真摯に対応してくれているのかなとは感じております。 ◆佐々木 委員 小野路の立て坑がもう既にできて、今度はシールドマシンを組み立てて入れる作業に入ると聞いているんです。やっぱり同じような工法でやった外環道が陥没事故を起こしたということで、住民の方たちは、シールドマシンを入れてもう工事が始まるということで、余計心配をされていると思うんです。  先ほど住民への説明などは十分対応しているから願意には沿えないと言われたんですが、いろいろ工事が進んでいって、シールドマシンが入る状況になると、住民の方たちもいろいろな情報、例えば直接JR東海に連絡をして、今、町田はこの辺の工事の段階に来ているというのを知っている方もいて、余計不安にかられていると思うんです。  それで、今回は町田ではないですけれども、岐阜とか、長野とか、やはり山岳部の工区で、穴を掘っていて肌落ちというので工事をやっている方が亡くなったりということがあるので、余計丁寧に、事あるごとに、1か月1回ずつ、町田市がJR東海と情報交換をしているというのであれば、今、あちらのほうで工事が止まっている状況なども受けて、これからの工事の状況なども含めたJR東海を呼んでの説明会、今回、JR東海が2か所でやりましたけれども、それは9月ですから、また状況がどんどん変わってきているので、町田市が積極的に声を聞いていますとおっしゃっているんだから、町田市から、積極的に住民の声に応えた追加の説明会を向こうに要請していただきたいなと思うんですけれども、その辺は向こうが必要ないと言ったらやらないんでしょうか。 ◎政策経営部次長 何度も申し上げますが、そういう住民の気持ちは、私としては一生懸命伝えているつもりでございます。今回のJRが行った説明会は、まさに調布の陥没事故を踏まえて、工事の施工における安全性、通常のシールド工事よりさらに安全確認等を強化した施工をするということで、それに対しての説明会だったのかと思います。  通常は工事の前には必ず工事説明会というのがございまして、JRとしては、当初から予定していたとおり、工事説明会はやるということでございますので、JRとしてもこれから工事説明会を予定しているということでございますので、今回の安全に関する説明会を追加でお願いするというよりは、今後、工事説明会等も予定されていますので、その中で住民の不安を払拭する努力をしていただければいいのかなと思いますし、そういうことをJRに対しては求めていきたいと考えています。 ◆佐々木 委員 シールドマシンが動くときには事前に工事説明会をやるというのは当初からの約束になっていると思うんですけれども、今回、調布の事故を受けて、ああいうシールドマシン工法が安全だ安全だと言ってきたわけですよね。それでも結局事故が起こって、それは当初想像していたのと違って、巻き込みみたいなもので地盤がずれたというか落ちてきたということなので、そういう面で、より安全な工法にすると言っても、簡単に住民の人は、ああ、そうですかと納得できないというところがあるので、そこら辺は十分だと言うのではなくて、本当に丁寧に丁寧にというのを重ねていくことが不安の解消になっていくのかなと思うのです。  家屋調査40メートルの範囲というのは、これまでもそういう範囲でやっていると言うんですが、結局、事故が起こったら、外環道だって40メートルじゃなくて補償は80メートルにせざるを得ないという状況になるので、そういうところも含めて、当初、家屋調査は40メートルなのかもしれないけれども、補償の場合は、例えばここの事例では80メートル、調布などはもっと広い範囲で対応せざるを得ないという状況もあるので、その辺の情報なども、もし町田市がJRから聞いているのであれば、企画政策課でも問合せがあれば答えてあげてほしいなと思うんです。  この間の説明会のマニュアルみたいなQ&Aじゃないですけれども、そういうのは町田市にも来ているのか、それとも参加者に配られたような難しい工事の状況みたいなものを町田市はいただいていて、問合せはもっと個々人の疑問質問、心配、そういう質問だと思うので、そういうものに町田市が答えられるような問答集じゃないけれども、そういうのは用意をしているんでしょうか。 ◎政策経営部次長 9月の説明会については、事前に資料は頂いておりまして、こういう説明をするという説明会の内容については事前に説明を受けております。  市でJRから伺っている情報で市として答えられる部分は当然答えるようにしていますが、技術的な部分だとか施工者として考えている部分については、やはり我々としても答えられる限界みたいなものは当然ございまして、そういう意味で言うと、JRの担当者に直接ご質問をぶつけていただいて、やり取りしていただくほうが多分内容は正確なのかなとは思っております。そういうことであれば、市で答えられる内容を超えているものに関しては、JRへお問合せくださいというご案内はさせていただいております。 ◆山下 委員 繰り返しになる部分があるかもしれないんですけれども、私も地域的に大深度という、そこに住まれている住民の方から問合せをいただいて、説明会自体のメッシュがすごく広いので、市で通常説明会をする際のイメージと違うこともあって、もうちょっと丁寧にやってほしいという声が何回か聞かれたんです。  そのことについて、市で連絡を受けて対応された部分があるかと思うんですけれども、繰り返しになりますけれども、市でやれる限界とやれない限界みたいなラインを確認したいんです。全く市が寄り添わないような姿勢は取ってこなかったと思うんですけれども、その点について確認をしたいと思います。 ◎政策経営部次長 住民が本当に不安に感じられている部分はよく分かっております。それについて、事業主であるJRに対して状況を説明しながら対応を求めていくという部分に関しては、市としての責任もあろうかと思います。そこはしっかり対応していきたいと思っております。  今回の説明は、まさに調布の陥没事故に起因する安全工事ということで、直接的な影響が想定される直上、それから両幅40メートルという区域の方が対象ということで、そういう方に対しては、それぞれ個別にポスティングをしたり、町会を通してご案内をしたりということで、そういう事前の周知プラス説明会に参加できなかった方に対しても、後日、説明会の後に、こういう説明会を開きました、情報についてはJRのホームページのここを参照してくださいという終了後のご案内もしております。  その辺は、我々としても相談は受けながら、JRと協議しながらやっているんですけれども、JRの進め方はある意味理にかなっているというか、住民に対してJRとしてもしっかり説明していきたいという姿勢も感じられますし、そこは市として求めていることに関してJRもしっかり対応してくれていると認識しております。まさに、住民のお困り事の部分にしっかり話を聞いて、それをJRにお伝えして、対応できる部分については求めていくという部分は、市としては全うしていきたいなと思っています。 ◆山下 委員 技術的なことは信頼するしかないというか、そういう状況は否めないんですけれども、そういった点について、市として、通常、国がやっている事業について、国というか、そういう法的には担保されているような事業について、一定の見解というか、チェックというか、そういう判断をしていく作業は、例えば、ほかの事業も含めて、法的に定まっているものについて市にそういうチェック機能があるのかどうなのかということを確認したいんですけれども。 ◎政策経営部次長 市で技術的な安全性が担保されているのかを審査する仕組みがあるかというところについてはないです。ただ、JRからの説明において、調布の陥没事故の原因の分析、それから追加で行う施工の安全性を高める取組については、JRとしてもかなり専門家を交えて検討に検討を重ねた上での対策と聞いておりますので、そういう報告の中で、我々としても、JRさんの対策は土木技術におけるかなり専門性の高いレベルで判断されているのかなと確認はしておりますので、そういう状況でございます。 ◆山下 委員 そういう意味では、何かしらのJRに対しての力を一番働かせていくとなると、許認可権みたいなものがやっぱりどこかで必要だと思うんですけれども、そういう部分についての影響力を市として行使できるような事務的な手続の段階で関与できる部分があるのかどうなのか、そこも確認したいんですけれども。 ◎政策経営部次長 きちんと調べていない部分もあるんですけれども、大深度法に基づく工事施工については、国の認可を受けた工事でございますので、それに対してどうのこうの言う立場にはないのかなと思っています。あとは、分かりませんが、道路占用だとか、道路使用だとか、そういう部分でもしかしたら何か法的な役割があるのかもしれませんが、それ以上に市として法的な許認可権があるというのは、私は確認できていないです。 ◆山下 委員 そうすると、やっぱり国のほうで大深度法に基づいてされている事業について、できる限り監視の目が行き届くようなことを、市としては、作業として情報をきちんと伝えるとか、あるいはいただいた情報をきちんと伝えていくというところに、一定程度かなりの力を割いていくことは、一つの今の状況の中でやれる最大限のことなのかなと思うんですけれども、その点について、さらにいわゆる透明性を高めていくような作業については、検討する余地があるのかどうか確認をしたいんですけれども。 ◎政策経営部次長 説明会の開催だとかそういうご案内について、市も協力していかなきゃいけない立場であると理解しております。ただ、この工事に関して、それからリニア事業そのものに対する様々な情報が、既にJR東海のホームページ等でもかなり出ておりますので、市としては、こういうところで情報が取れますよというご案内はしますけれども、既に出ている情報についてはそこを見ていただきたいというご案内で、そういう方法が一番理にかなうのかなとは思っています。 ◆山下 委員 例えば、こういう問合せが何件あったとか、そういうことについて市民に情報提供するとか、それに対してこういう回答が来たとかということについて、件数とかも含めて情報提供している場はあるんですか。 ◎政策経営部次長 市に問合せが来ている件数だとか内容について、市から市民に周知するという取組は今やってはおりません。市にも来ますし、それ以上にJR東海のほうへ直接質問、要望というのはかなり行っているようですので、市に来ている問合せが全てではないのかなと思っていますので、今のところ、そういうことはやっておりませんという状況でございます。 ◆山下 委員 そういう意味では、市に来ている問合せが実際の全体量の中で、住民の方の意見を反映したような形の数字にはなっていないという理解を今したんですけれども、そういう意味では、改めて考えると、やっぱりJRの情報をしっかり伝えていくというのが一番効果的なのかなと判断したんですけれども、その点については、市の見解を確認したいんですけれども。 ◎政策経営部次長 必要に応じてやっていきたいとは思います。 ◆山下 委員 あと、常識的な範囲内でこの対応はひど過ぎるなというのがあったら、やっぱりきちんと声を上げてもらいたいというのがあるんですけれども、その点についての認識を最後確認したいと思うんですけれども。 ◎政策経営部次長 私も、JRとの定期的な打合せには、全部は出られていないんですけれどもなるべく出て、直接向こうの担当者と話をしておりますが、割と真摯に対応していただいているなと思いますし、JRとしての判断についても、それぞれ理にかなっている部分は感じますので、JR東海さんの取組だったり進め方が私から見て目に余るひどさとは感じていません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、質疑の途中でありますが、これより議員間討議を行いたいと思います。  ご発言があれば、お願いいたします。 ◆新井 委員 もう既に実現をしている内容なのかなと感じております。もう既に市がやっているものなので、例えば、この請願を不採択にしてしまうと、市はこれをやらないというメッセージにも見えてしまうのかなという懸念がございます。もう既に実現をしているというスタンスで私はいいのかなと思うんですが、皆さんはいかがかなと。 ◆佐々木 委員 市は十分対応しているということなんでしょうけれども、請願者にとっては、対応している状況が、周知の状況などがまだ不十分という認識なので、やはりこれは採決をしていただきたいと思います。 ◆木目田 委員 新井委員が言った実現しているというのは、請願項目1つ目のいわゆる問合せ窓口を設置しているというようなところで、次の一の追加開催だとか、隣接地についての家屋調査の実施、(1)、(2)のほうは実現しているとは言い難いと思うんですけれども、そのあたりの認識が、もう質疑できないですよね。 ◆新井 委員 市民からいただいた意見はJRに伝えるというお話でございましたので、こういう意見があるということは、市としては真摯に伝えていただいているのかなと思います。という意味では実現をしているという認識です。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 議員間討議を終わります。  休憩いたします。              午前11時30分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時35分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆山下 委員 願意の実現性については限界があるものと認識をいたしますが、一定のしっかりとした市の住民への寄り添う姿勢を貫いてほしいという意味も込めまして、継続を提案いたします。 ○委員長 お聞き及びのとおり継続審査にすべきであるとの意見がありますので、お諮りいたします。  本案は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手)
    ○委員長 挙手多数であります。よって本件は、継続審査とすることに決しました。 △第93号議案(政策経営部所管部分) ○委員長 第93号議案を議題といたします。  本案のうち、政策経営部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎政策経営部長 第93号議案 令和3年度(2021年度)町田市一般会計補正予算(第6号)のうち、政策経営部所管分についてご説明申し上げます。  歳入はございません。  歳出についてご説明いたします。  20ページをご覧ください。  第2款、総務費、項の1、総務管理費、目の1、秘書事務費、説明欄の2、秘書事務費の69万7,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となった出張等の旅費の不用額を減額するものです。  目の8、広聴費、説明欄の2、市民相談費の251万9,000円の減額は、庁舎総合案内業務委託の契約差金を減額するものです。  22ページをご覧ください。  目の16、行政経営改革費、説明欄の2、行政経営改革推進費の78万3,000円の減額は、経営改革プランの策定支援に係る委託料の契約差金を減額するものです。  政策経営部の説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって政策経営部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(「町田市国土強靱化地域計画(案)に係る市民意見募集の実施について) ○委員長 行政報告、町田市国土強靱化地域計画(案)に係る市民意見募集の実施についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎政策経営部長 今年度、2021年度中の策定を目指し作業を進めております、町田市国土強靱化地域計画の案がまとまりましたので、ここで市民意見を募集いたします。  詳細につきましては、担当の課長から説明いたします。 ◎政策経営部次長 お手元、タブレットの資料、町田市国土強靱化地域計画(案)に係る市民意見募集の実施についてをご覧ください。  初めに、資料の構成をご説明いたします。資料は全部で105ページとなりますが、1ページから2ページは報告内容の要点をまとめた説明資料でございます。3ページから7ページが資料1、町田市国土強靱化地域計画(案)【概要版】でございます。8ページ以降105ページまでが資料2、町田市国土強靱化地域計画(案)の本編でございます。  それでは、1ページ目にお戻りください。  企画政策課では、国の国土強靱化基本法に基づいて、町田市国土強靱化地域計画(案)を作成いたしました。本計画は、大規模な自然災害が発生しても、市民の生命や市域の社会経済活動が致命的な被害を負うことがない強さと、迅速に回復するしなやかさを併せ持つ、強靱な地域をつくることを目的として策定するものです。内容は、町田市が既に策定しております様々な分野ごとの個別計画、例えば、町田市地域防災計画などでございますが、その中で示しております取組を、防災や減災、地域の強靱化という観点から、まとめたものでございます。本計画の策定が、2022年度以降、国から交付される防災・安全交付金といった各種の交付金や補助金の交付要件となる可能性があることから、本計画は2021年度中に策定することを目指しております。  次に、2、これまでの経過をご覧ください。本計画の策定までの経過でございます。2013年に、強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法が公布され、2014年には、自治体においても計画を策定することが奨励されました。その後、2019年になりますが、今申し上げましたが、国の交付金や補助金について、この国土強靱化地域計画の策定が交付要件となることが検討されているところでございます。また、本年、2021年にご可決いただき、現在、取りまとめの作業をしておりますまちだ未来づくりビジョン2040の中でも、この町田市国土強靱化地域計画が横断的テーマに対する取組として位置づけております。  次に、2ページをご覧ください。  3、市民意見募集についてでございます。意見の募集期間は、2021年12月15日から2022年1月14日までの1か月で行います。計画案の周知・公表方法や意見の提出方法は、資料に記載してあるとおりでございます。なお、参考として、都内と全国の策定状況を記載してございます。都内では半分以上の自治体が策定中でございます。全国では、既に市区町村全体の84%が計画の策定を完了しております。  次に、3ページをご覧ください。  資料1、町田市国土強靱化地域計画(案)【概要版】でございます。  1、町田市国土強靱化地域計画とはについては、先ほどの説明のとおりでございます。  続いて、2、本計画(案)の章立てでございますが、表記のとおり全4章の構成となっております。特に、この計画の主要な部分が第3章と第4章になりますが、第3章、強靱化の基本的な考え方では、国が策定した国土強靱化基本計画に基づいた4つの基本目標と、その基本目標を達成するための8つの推進目標を設定しております。さらに、8つの推進目標の実現を妨げるリスクシナリオ、これは起きてはならない最悪の事態を表現していますが、全部で33のリスクシナリオを想定いたしました。続く第4章の脆弱性の分析・評価と推進目標の設定では、先ほどのリスクシナリオを回避するため、本市の現状を分析、評価し、その結果に基づいた具体的な取組を示しております。これを推進方針と言いますが、全部で104のプランにまとめてございます。  4ページから7ページにかけて、今申上げた8つの推進目標とリスクシナリオを抜き出してお示ししてございます。  8ページ以降が資料2、計画の本編でございます。ご覧いただければ幸いでございます。  説明は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆木目田 委員 策定状況で全国の1,741の自治体のうち84%が策定済みで、東京都は策定済みでないところが半分ぐらいなんですけれども、これはどういった理由なんでしょうか。 ◎政策経営部次長 すみません、詳細な理由は把握しておりません。 ◆木目田 委員 あと、これはどちらかというと防災に関わることだと思うんですけれども、これは防災安全部じゃなくて政策経営部でやっている理由は何なんでしょうか。 ◎政策経営部次長 この国土強靱化地域計画というのは、まさに名前のとおり、地域の防災、減災という観点で減災を検討しているものですが、都市インフラ、まちづくりや教育施設に関わるなど、かなり分野横断的な内容が網羅されております。それから、国からも市の上位計画として位置づけなさいというご指導もあります。そういう意味で、庁内で検討した結果、企画政策課が所管すると結論づけました。 ◆木目田 委員 分かりました。部署横断的だから政策経営部ということだと思うんですけれども、あと、地域防災計画との位置づけというか、今、上位という話もあったんですけれども、地域防災計画はいわゆる災害が起きたときにどうするかとか起きる前のことで、国土強靱化地域計画については、さらにもっと前の強さとか、ごめんなさい、ちょっと簡単に教えていただけるとありがたいです。 ◎政策経営部次長 今の木目田委員のご理解でおおむねいいかと思います。国土強靱化地域計画は、まさにその名のとおり、災害の発生の前を対象のフェーズとしておりまして、防災計画に書かれている内容プラスまちづくりだとか、教育施設だとか、そういうところについて減災だとか事前防災という視点で、そこが重要な部分になっております。 ◆山下 委員 例えば、具体的にここの地域でここがこうだとか、そういう改善を求めていかなきゃいけないところがるる明らかになるといったものとは違うんですか。 ◎政策経営部次長 エリアごとにここが脆弱性があるだとかという評価ではなくて、市域全体としてどうなのというのが脆弱性の評価の視点でございます。個々の取組については、地域防災計画をはじめ、下水道だとか、まちづくりだとか、そういう各分野で定めています実施計画から持ってきておりますので、そういう意味で、個別のエリアというよりは全体的なこと、それから、取組一つ一つの内容については、既に策定しています市の分野別の計画の中で実施が示されているものでございます。 ◆山下 委員 例えば、河川の氾濫状況みたいな、溢水状況みたいな、そういう傾向にある場所について、これまで以上に何らかの取組が進むとか、あるいは土砂災害警戒地域といったものが多い地域については、さらにこういうふうに改善していくという方向性が示されるとか、そういったものとは違うんですか。 ◎政策経営部次長 内容については、既存の計画に従っていますので、この国土強靱化地域計画でプラスアルファ何かというのはございません。ただ、説明の中でも申しましたが、国の補助金、交付金の交付要件にもなろうかと思いますので、これを策定していることで、そういう特定財源を持ってこられるという効果はあるのかなと思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田市いじめ問題調査委員会の設置について) ○委員長 行政報告、町田市いじめ問題調査委員会の設置についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎政策経営部長 先月、2021年11月10日に、町田市長の附属機関として、町田市いじめ問題調査委員会を設置いたしました。  詳細につきましては、担当の課長から説明いたします。 ◎政策経営部次長 町田市いじめ問題調査委員会の設置について、ご報告申し上げます。  お手元のタブレットの資料をご覧いただきたいと思います。  本年11月10日、町田市教育委員会いじめ問題対策委員会及び町田市いじめ問題調査委員会条例の第1条及び第9条に基づき、町田市長の附属機関として、町田市いじめ問題調査委員会を設置いたしました。  まず、資料の1の調査する事案でございます。本調査委員会は、昨年2020年11月30日に、小学生児童が自宅で自死した重大事態について、町田市教育委員会いじめ問題対策委員会が取りまとめました重大事態調査経過報告書の再調査を行うものでございます。  2の調査目的でございますが、本調査は、事実関係の全容解明や同種の事態の発生防止を図ることなどを目的としております。  3、調査事項でございます。これは資料にございます(1)から(5)について、調査を行うものでございます。  次に、2ページ目をご覧ください。  調査委員会の構成を示してございます。本委員会は5人の学識者で構成されております。各委員のお名前、ご所属は資料にあるとおりでございますが、条例第10条に基づき、法律、心理等の各分野から人選しております。委員の人選に際しては、公平性、中立性が客観的に担保されるよう、各分野の職能団体や学会等に推薦してもらう形式を取ってございます。また、重大事態の関係者と直接的な人間関係や利害関係を持っていないことを、委員の条件としております。  5、調査結果の公表等でございます。調査結果は、町田市長が市議会へ報告いたします。また、調査委員会の公開については、第1回調査委員会で諮った結果、非公開と決しております。  6、調査委員会に関する主な経過報告でございます。本日までに、調査委員会は3回開催しております。行政報告資料の締切りの関係で、資料には第2回目までしか表記されておりませんが、11月22日の第1回、それから11月30日第2回については表記のとおりでございます。また加えて、12月6日、第3回目を開催いたしまして、今後の調査の方向性等について、委員間で議論がされたところでございます。  報告は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆山下 委員 本件についてなんですけれども、我々もどこまで正しい情報がというのはあるんですけれども、児童相談所が持っている情報は、ここの場で得られる必要性があるんじゃないかと思うんですけれども、その点については、いわゆるこの場で明らかになるのかどうかは別として確認をしたいんですけれども。 ◎政策経営部次長 今ご質疑いただいた件に関しまして、調査委員会の調査の内容に関わる部分になりますので、答弁は差し控えたいと思います。 ◆佐々木 委員 これもやはり町田市の条例の中にあるいじめ問題調査委員会の設置ということになるんだと思うんですけれども、ご家族の方は、第三者委員会という言い方をずっとされているようなんですけれども、見ると、各分野から推薦していただいて、形ではしっかり第三者の責任ある方たちが調査をするという感じに見受けられるんですけれども、親御さん、ご家庭の方たちは、これが自分たちが考えている第三者委員会とは違うと言っていらっしゃるのかどうか。もう3回やっていらっしゃるので、ご連絡が取れて、これを進めていくという感じになっているんでしょうか。 ◎政策経営部次長 ご家族側からは、教育委員会が行った28条に基づく対策委員会の調査そのものが要件を満たしていない、もう一度28条に基づく調査をやってほしいというのがご家族側の要望なのかなと思っております。教育委員会から経過報告書が提出されておりまして、それに対してさらに調査が必要だと判断をしております。そういうことで法に照らして、法30条調査といいますが、法30条に基づいて市長部局の附属機関で再調査を行うというふうに決しておりますので、遺族側のご主張としては、そこはかみ合っていない部分ではございますが、我々としては、法に基づいて調査を進めていくという立場でございます。  また、再三、市長部局で行う調査の立ち上げについて遺族側に説明をしたいということで何度か申入れはしておりますが、まだその機会はいただけていないというのが状況でございます。 ◆森本 委員 1点だけ。これは教育委員会で行われていた対策委員会に比べて早いペースでやっていただいているような印象があるんですけれども、例えば、何か月とか、1年とか、ここまでにある程度調査しようというスタートをされているのかどうか伺いたいと思います。そこは別に区切っていないのかどうかというところです。 ◎政策経営部次長 委員会の開催については、委員さんとの日程調整の中で、皆さんかなりお忙しい方なので、日程調整がつくところで何とかやっていきたいという調整をしております。一応、事務方の目途としては、一つ年度内にと考えております。ただ、調査の進捗の中で、委員会でさらに時間が必要だということがあれば、必要に応じて、年度内にこだわらずというところは考えております。 ◆森本 委員 どういう調査結果になるにつれ、早いほうがいいんだと思いますので、そこは、取りあえずは、今、年度内を目標としていると言っていただいているなら期待したいなと思います。 ◆新井 委員 先ほどの答弁の中で、ご遺族側の要望と沿っていないというか、町田市としてはあくまでも法に基づいてこの調査委員会を開催しているというお話だったと思うんですが、そこがご遺族側の考えている調査委員会に沿ったものではないのかどうなのか、もう1回確認をさせてください。 ◎政策経営部次長 ご遺族側は28条、教育委員会の附属機関としての再調査を求められております。ただ、法に照らして、再調査は30条となっておりますので、市長部局の附属機関で調査をしているという、法に沿ってやっているところで、そこは遺族側の主張とは若干ずれているところでございます。ただ、真相の徹底解明を求めるということは、遺族側からも要望されている部分に関しては、我々としても遺族の方の要望のとおり、真相の徹底解明はしていきたいと考えています。 ◆新井 委員 これは前にやった調査の調査報告書に対する調査なのか、それ以外に、また新しいものについても調査できるのかというところはどうなんでしょうか。 ◎政策経営部次長 教育委員会の経過報告書に対する再調査でございますが、事実の真相解明というところが大きい調査事項でございますので、それに必要な調査はしていきたいなと思います。  それから、もう一つ申し添えますと、まさに教育委員会ではなくて市長部局がここを調査するということで、調査の客観性は高まるのかなと思っております。当然、教育委員会そのものも今回の調査の対象にはなります。 ◆新井 委員 調査を今している最中だということで、この内容については今ここではお話できないのかなと思うんですが、そのお話できないという根拠となるものは何に当たるものなのかというのを知りたいんですけれども。 ◎政策経営部次長 非公開という方式で決しておりますので、当然、内容についてはお話しできる部分と、調査の内容そのものについては調査中ということで、答弁を差し控えるべきかなと思っております。 ◆新井 委員 これは、条例の中で非公開となっている、内容についてはお話しできないという理解でいいんですか。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時59分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後零時 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎政策経営部次長 条例というよりは、会議の公開条例に従って、非公開の会議ということで、調査委員会として自ら決しております。ですので、内容については秘匿すべき項目も、内容もかなり取扱いますので、行政報告の説明としては、内容に触れる部分は答弁を差し控えたいと考えています。 ◆新井 委員 例えば、委員会以外の場でこの件に関わった方が知り得た内容を第三者にお話しすることはできるんですか、できないんですか。 ◎政策経営部次長 我々も含めて、調査委員会委員も情報の取扱い、個人情報の守秘義務というのはございますので、委員会の中で話されたことが外に出ていくことは、調査中に関してはないと理解しています。 ◆新井 委員 市内の団体の市長懇談会で、この内容について市長がたくさんの方がいらっしゃる中でお話をされた事実があるようなんですが、把握されていらっしゃいますか。 ○委員長 休憩いたします。              午後零時1分 休憩
               ―――◇―――◇―――              午後零時2分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎政策経営部次長 そういう情報は事務局としては持ち合わせておりません。 ◆新井 委員 もし調査する内容に触れたお話をされていたということであれば、守秘義務違反があったということでよろしいんですか。あったとするならばいいです。 ◎政策経営部次長 状況が把握できておりませんので、答弁は差し控えたいと思います。 ◆新井 委員 今の例えではなく、知り得た内容を不特定多数の方がいらっしゃるところでお話しするというのは、守秘義務違反に当たるということでよろしいかどうかだけ確認させてください。一般的な話でいいですよ。 ○委員長 休憩いたします。              午後零時3分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後零時4分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎政策経営部次長 一般論というご質疑かと思いますが、新井委員の理解のとおりかなと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後零時5分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(「公共施設マネジメント情報紙ぷらっと第8号」の発行及び市民意見募集の実施について) ○委員長 行政報告、「公共施設マネジメント情報紙ぷらっと第8号」の発行及び市民意見募集の実施についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎政策経営部長 それではまず、「公共施設マネジメント情報紙ぷらっと第8号」ができまして、12月15日に配付いたします。それから、(仮称)町田駅周辺公共施設構想の素案と(仮称)境川団地地区まちづくり構想の素案がまとまりまして、ここで市民意見募集を行いますので、報告いたします。  詳細につきましては、担当の課長から説明いたします。 ◎公共施設再編担当課長 それでは、企画政策課公共施設再編担当からご報告申し上げます。  初めに、資料の構成をお伝えいたします。資料は全部で43ページでございます。1ページと2ページは説明資料です。次に、3ページから5ページは、資料1、「公共施設マネジメント情報紙ぷらっと第8号」でございます。次に、6ページから27ページは、資料2、「(仮称)町田市町田駅周辺公共施設再編構想-民間とのコラボレーションによる5つの再編プロジェクト-」の市民意見募集用の素案でございます。  最後に、28ページから43ページは、資料3、「(仮称)町田市境川団地地区まちづくり構想-多様な人が集い、地域の魅力を育むまちづくり-」のこちらも市民意見募集用の素案でございます。  それでは、冒頭の説明資料にお戻りください。  まず、再編構想策定までの経過をお話しいたします。これまで、2018年6月策定の「みんなで描こう より良いかたち 町田市公共施設再編計画」に基づき、「公共施設・公共空間のより良いかたち」の実現を目指して、再編を進めてまいりました。特に町田駅周辺においては、多くの公共施設が点在していることから、2019年度から町田駅周辺の公共施設の再編を検討してまいりました。2019年度には、市民の皆様からご回答いただきましたアンケート結果をまとめた「みんなのアイデアブック-町田市の公共施設再編について-」を発行いたしました。また、2020年度、今年の3月には、2つの保健施設の集約と、教育センターへ子ども発達センター、わくわくプラザ町田を複合化する民間とのコラボレーションによる公共施設の建替え方針を策定しました。これまでの検討を踏まえ、2022年3月の策定に向け、「(仮称)町田市町田駅周辺公共施設再編構想-民間とのコラボレーションによる5つの再編プロジェクト-」と、教育センターの複合化を契機として、まちづくりの目標実現に向けた方策などを示す「(仮称)町田市境川団地地区まちづくり構想-多様な人が集い、地域の魅力を育むまちづくり-」の素案を作成いたしました。また、市民意見募集に併せて、「公共施設マネジメント情報紙ぷらっと第8号」を発行いたしますので、ご報告いたします。  それでは、3ページをご覧ください。  資料1、「公共施設マネジメント情報紙ぷらっと第8号」でございます。こちらは、12月15日の新聞折り込みで約9万7,000部配付いたします。こちらに2つの構想の主な内容を掲載しておりますので、こちらの資料を用いて、それぞれの概要をご説明いたします。  3ページ目でございますが、「公共施設マネジメント情報紙ぷらっと第8号」の表紙でございます。イラストは、現在の町田駅周辺の様子を背景に、未来の公共施設や町のイメージを吹き出しの中に描いたイラストとなっております。また、下段には、皆さまのご意見をお寄せくださいとして、2つの構想と市民意見募集の概要を紹介しております。市民意見募集は、今月12月15日から来年2022年1月13日まで実施いたします。なお、右下のQRコードを読み込んでいただきますと、市民意見募集の詳細が掲載された市のホームページをご覧いただくことができます。  続いて、次の4ページをご覧ください。  こちらが紙面の中面の見開きとなります。構成ですが、左側、右上、右下の3つに分かれております。順にご説明いたします。  まず、左側の青色の箇所では、(仮称)町田市町田駅周辺公共施設再編構想についてご紹介しております。本構想の策定の目的といたしましては、これまでの検討結果を再整理した上で、町田駅周辺にある公共施設の再編により目指す姿や基本的な考え方、2022年度から2026年度までの具体的な再編スケジュールなどをお示しすることを目的としております。  紙面の左上をご覧ください。ここでは、構想の目指す姿及び基本的な考え方をご紹介しております。このうち基本的な考え方は、公共施設再編の視点とまちづくりの視点、それぞれの視点を示しております。この構想の目指す姿と基本的な考え方については、前回の本委員会にてご報告したとおりでございます。  続いて、その下には、マップとともに5つの再編プロジェクトの概要をそれぞれご紹介しております。このうち左側の3つのプロジェクト、A、B、Cにつきましては、これまでの検討状況などを踏まえまして、各プロジェクトを実現することにより、市民の皆様に再編のメリットを感じていただけるであろう点をプロジェクトの効果として、併せてお示ししております。  続いて、右上、オレンジ色の箇所をご覧ください。こちらでは、(仮称)町田市境川団地地区まちづくり構想についてご紹介しております。初めに、本構想をつくる目的をご紹介するため、「なぜまちづくり構想をつくるの?」として、境川団地地区の町の変化に柔軟に対応し、地区の課題への対応と魅力向上を目指すことを目的として本構想を策定し、都市計画を変更する旨を掲載しております。  続いて、まちづくりの目標として、多様な人が集い、地域の魅力を育むまちづくりを、また、方向性の1から4として、それぞれ便利で賑わいのあるまち、安心して暮らせるまち、楽しく交流できるまち、身近な自然を活かしたまちを示しております。  その下には、将来の整備イメージと整備方針として、対象エリアのマップ上に、センターゾーン、住宅ゾーン、グリーンネットワークとして色分けし、それぞれどのように整備される予定かをご紹介しております。例えば、境川団地の中央部にあります教育センターと幹線道路を挟んで南西にあります既存の商業施設が集積している東京都住宅供給公社の所有する区画については、2つを併せてセンターゾーンと称しまして、道路を挟んだ2つのエリアを連携させながらにぎわいを創出するとともに、高齢化や多様化するライフスタイルに対応できるよう、複合的な土地利用への転換を行うことを示しております。  続いて、右下をご覧ください。黒板のようなイラストの中で、公共施設再編NEWSと題して、旧忠生第六小学校の健康増進関連拠点整備について、食とスポーツの両面から健康増進施設を目指しており、中学校給食センターを整備すること、スポーツの視点から体育館等の整備を目指していく旨を掲載しております。この中学校給食センターの整備については、5ページ目で詳細に紹介しております。  中面のご説明は以上でございます。  それでは、5ページをご覧ください。  ここでは、その他の公共施設再編の取組といたしまして、教育委員会で進めております新たな学校づくりと中学校給食センターの整備についてご紹介しております。  上段の新たな学校づくりについては、児童生徒数の減少や学校施設の老朽化から、学校統合などを契機とした新たな学校づくりに取り組んでいること、特に直近で取りかかる本町田地区、南成瀬地区、鶴川東地区、鶴川西地区の4校は基本計画を策定することについて掲載しております。  下段の中学校給食センター整備については、整備予定地や今後のスケジュールなどを掲載しております。  以上が「公共施設マネジメント情報紙ぷらっと第8号」の説明となります。これからも、市民の皆様や民間事業者の皆様と情報を共有し、ご意見やアイデアをいただきながら進めてまいります。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆白川 委員 境川団地のまちづくりの構想なんですけれども、団地再生という視点で見ると、たしか境川団地の地域は、団地再生の重点地域にはならなかったかと思うんですけれども、その中で、具体的に動く今お話のあった給食センターであり、また、教育センターがもろもろある中で、団地再生の方針との関連性というか整合性はどのように取っているんでしょうか。 ◎公共施設再編担当課長 ありがとうございます。今、団地再生との方向性という中で、今回、同じく都市づくりのマスタープランの中でも、この境川団地地区の特にセンターゾーンと言われる地域が暮らしの要として位置づけられているところもございまして、そういったところを含めてまず検討しているところがあります。  あと、団地再生の視点と言いますと、今、境川団地地区については、既に魅力があって空き家率も低いところでもございますので、そこに何か手を加えるというよりは、プラスアルファの動きとして、このようなまちづくり構想をつくっているというような視点でございます。 ◆白川 委員 つまり、団地再生なので、魅力を高めていくというよりは、もう既に今現在がある程度順調という認識なので、そこをさらに発展していくということで、団地再生基本方針には入れなかったというイメージでよろしいんですか。 ◎公共施設再編担当課長 都市づくりのマスタープランの中の団地再生基本方針にどのようにしているのかは都市づくり部の所管でございますので、申し訳ございません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(「まちだシティプロモーション基本計画22-26」の策定について) ○委員長 行政報告、「まちだシティプロモーション基本計画22-26」の策定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎広報担当部長 このたび、まちだシティプロモーション基本計画22-26を策定いたしましたので、その概略をご報告いたします。  詳細につきましては、担当の課長からご報告いたします。 ◎広報課長 それでは、広報課からご報告申し上げます。  資料は全部で17ページです。1ページと2ページは説明資料です。3ページ目以降が今回策定したまちだシティプロモーション基本計画22―26になります。  それでは、1ページをご覧ください。項目に沿ってご説明いたします。  まずは、1、策定の趣旨・位置づけでございます。町田市基本構想・基本計画「まちだ未来づくりビジョン2040」、以後、ビジョンとさせていただきますが、このビジョンでは、2040なりたい未来に向けて、目標や方向性を示すまちづくり基本目標と、それを実現するために必要な行政経営の手法や資源を示す経営基本方針を定めております。シティプロモーションの推進は、そのまちづくり基本目標の政策3の施策3-2において、なりたい姿の実現に向けた施策推進の方向の一つとして位置づけられております。シティプロモーションに関しましては、市では、これまでも2012年度にまちだシティプロモーション基本方針を策定し、まちだ自慢推進計画、そして、まちだ自慢推進計画17-20に基づき取り組んできたところでございます。本計画では、その成果を踏まえ、ビジョンの策定過程で得られた市民からのご意見や事業者、有識者からのヒアリングなどを基に、経営基本方針1の共創で新たな価値を創造するという視点を持って、今後、より一層、シティプロモーションを推進するために策定するものでございます。  次に、2、計画の概要です。計画期間は、ビジョンの実行計画と合わせて2022年度から2026年度までの5年間としております。シティプロモーションの推進に当たっては、市民が愛着や誇りを持って住み続け、市外の人が町田市への関心、憧れを抱き、いつか住んでみたいと思ってもらうことで、市内外から選ばれ続ける町の実現を目指してまいります。このことは、すなわち、次のページの図の部分にお示ししておりますが、ビジョンの政策3のなりたい姿である様々な活動が生まれ、活気と魅力があふれる町田市のことを誰もが好きになっているという状況をつくり出すことでもあります。そのためには、効果的なシティプロモーションを継続的、戦略的に進めていく必要があると考えております。そこで、改めて、環境変化や町田市の現状、課題を踏まえて3つの戦略を設定いたしました。  ページをおめくりください。2ページ目になります。  3つの戦略を進めていくことで、市内外から選ばれ続けるまちとなっていくことを図でお示ししております。  まず、戦略1、町田の魅力をみんなで発信では、町田の魅力を発信、発見できる機会の創出とともに、それを誰かに伝えたい気持ちを盛り上げます。町田で暮らしている方だけではなく、学んでいる方、あるいは働いている方など、町田市に関わる人々が町田市のことをお勧めしたくなる仕掛けをつくり、まちの魅力を伝えたい気持ちを高めていきます。そして、行政、団体、事業者がまちの情報を互いに共有し、連携するとともに、それぞれの持つ広報ツールを活用して、オール町田で、町田の魅力を市内外に発信していきます。  続いて、戦略2では、町田の暮らしへの共感獲得として、町田の暮らしを楽しむ人やその思いにフォーカスした情報発信を行政が中心となって行ってまいります。情報を届けたい相手に合わせて広報手段を選択し、効果的な情報発信を行います。実際に町田市での暮らしを楽しむ人の言葉で、町田市の空気や雰囲気を魅力的に伝えることで、より多くの人の共感を獲得し、最終的には町田市を訪れる人や、住む、住み続ける人を増やしていきたいと考えております。  そして、戦略3は、戦略1と戦略2を支える内容になります。一人ひとりが広報マンとしておりますが、これは職員の広報力の向上を目指すということでございます。職員一人一人がプラットフォーマーとして様々な部門をつなぎ、親和性のある情報を集めて組織横断的な情報発信をしてまいります。そのために、情報発信の効果的な内容やタイミング、ターゲットに適したメディアを選択する知識、スキルを高めるため、職員を対象に研修などを行います。さらに、これらの情報発信については、メディアへの掲載件数や広告換算額といった量だけではなく、取り上げられた記事の内容などの質についても検証し、よりよい情報発信につなげていきます。  戦略1から3は、全体がつながっております。戦略1は、オール町田で様々な情報発信を行い、戦略2では、PR冊子や動画などを使って、町田市での暮らしを楽しむ人やその人の思いを発信します。それだけではなく、戦略1の情報発信の中で特に注目されていたり、響いているような内容をキャッチして、その内容をより磨き上げて発信することもあります。  そして、ここで発信した内容に共感してくれた方が、またSNSなどでいいねとさらに思い思いに発信するというように、どんどん盛り上がっていくような流れをつくることを意識していきます。そして、戦略3では、それらが効果的に進められるよう、職員の能力向上を図っていくという関係になります。  こうしたプロモーション活動によって、市民の愛着、誇りを育み、市外居住者の関心、憧れを高めることで、市内外から選ばれ続けるまち、自分らしい場所・時間を持てるまちになっていくと考えております。  また、この図の真ん中に「いいことふくらむまちだ」のロゴマークがございますが、これまでも行政だけではなく、市民や関係団体、事業者等にも活用していただいております。今後も、町田市の魅力を効果的に発信するシンボルとして、多くの皆さんに知っていただき、また、使っていただけるよう利用促進に努めてまいります。  最後に、3、計画の公表ですが、2022年3月にホームページにて公表する予定です。  次ページ以降は計画冊子本編になります。今、ご説明させていただいた内容の詳細が書かれております。今後も効果的な情報発信等を行い、シティプロモーションに努めてまいります。  説明は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆白川 委員 今、例えば、効果測定などの話もありまして、そこはやっぱり大事かなと思っています。先ほどの広告換算額など、量以外にも質等々のことがお話があったんですけれども、ここは難しいですけれども、シティプロモーションがうまくいく目標設定みたいなものは、どういうふうに判断していくのかなという具体的なところ、例えば、SNSのリツイート数なのか、実際に薬師池公園四季彩の杜を訪れた人数とかなのか、アンケートの結果なのか、そういったものの設定は考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎広報課長 まず、広告換算額はやはり重要な指標ですので、これは一つ考えております。あと、やはり町田市に対して愛着や親しみを感じている市民の方の割合ですとか、それ以外にも、委員もおっしゃられたとおり、例えば、ウェブでリリースをしたときにどのぐらいの方が見ていただいているかとか、そういったことも指標にはなっていくのかなと考えております。 ◆白川 委員 そのあたりは、今現在、検討中なのか、それを目標設定として計画上に載せていくのか、内部の目標値として設定していくのか、そのあたりはどういう形で管理していくんでしょうか。 ◎広報課長 ビジョンに設定しているものはもう既に決まっているので、当然設定しているんですが、それ以外にも、今、こういったものを指標として考えていこうということは検討しているところでございます。 ◆木目田 委員 戦略3の一人ひとりが広報マン、僕も一般質問でやって、もうちょっと突っ込めばよかったんですけれども、これはいわゆる一人一人が情報発信を積極的に行うというよりも、情報発信ができるスキルを磨いていくという認識でよろしいんでしょうか。 ◎広報課長 はい、そういったことが中心になるかと思っております。 ◆木目田 委員 あと、研修を行うということなんですけれども、今、情報発信の仕方、特に公の場合、慎重な情報発信にするので、なかなか難しいところなんですけれども、この研修はどんな感じのものを想定されているんでしょうか。 ◎広報課長 まずは広報力のアップというところで、やはり伝える能力を上げていくというところが1点あるかなと考えております。それと、当然のことながら、いろんな広報ツールがございますので、SNSの効果的な使い方といったことも、まだ未確定ですけれども、考えているところでございます。 ◆木目田 委員 何年か前にあった伝わる日本語推進運動みたいな事例発表でも、伝える内容はもちろんなんですけれども、見栄えとか、簡素化というところはすごくいい経験だなと思ったんですけれども、実際に今、画像の見栄えだとか、文章の持っていき方とか、私も昔、個人的にメールマガジンを出すときに、始まった当初に絵文字、音符マークを入れたら反響がよかったとか、そういう成功事例を積み重ねていく必要があると思うんですけれども―ちょっと古かったかな―例えば、いわゆる成功事例の積み重ねみたいなものを、外部研修みたいなものじゃなくて、内部での積み重ねを共有するといったことは、まさに伝わる日本語推進運動のときは、内部での共有化だったと思うんですけれども、広報力アップとしてはそういうことはいかがなんですか。 ◎広報課長 リリースをした内容はどのぐらい反響があったかというところも検証しているところなんですが、そういった中で、これがよかったというところは少し積み上げていきたいなと考えております。 ◆木目田 委員 前にも、議場でもやりましたけれども、昔に比べて効果測定の数値が出やすくなっていますので、それを基に積み重ねていただければと思います。 ◆山下 委員 こういう発信をしていくと、入ってくる情報とかも出てくるんだと思うんですけれども、そういうことを含めてトータルにシティプロモーションをしてくというイメージなのか、それとも、どっちかというと一方的に発信をしていくということなのか、その辺についての見解を確認したいんですけれども。
    ◎広報課長 町田市のトレンドといいますか、そういったものはしっかりとアンテナを張ってキャッチしていきたいなと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(まちだ〇ごと大作戦18-20+1の実施状況について) ○委員長 行政報告、まちだ〇ごと大作戦18-20+1の実施状況についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎広報担当部長 行政報告、まちだ〇ごと大作戦18-20+1の実施状況について報告いたします。  詳細につきましては、担当の課長からご報告いたします。 ◎広報課担当課長 それでは、広報課担当からご報告申し上げます。  それでは、資料1ページをご覧ください。  まちだ〇ごと大作戦18-20+1は、2018年1月に市制60周年を契機にスタートした期間限定の事業です。市民や地域、事業者が、町田市や地域の魅力を再発見し、新しい人と出会いながら一緒にやってみたいことに挑戦し、町田商工会議所や町内会・自治会連合会をはじめとした地域団体や経済団体、大学、企業など市内25団体、オール町田体制の実行委員会が応援してきました。市内各地域で夢が実現し、市民活動、地域活動が活発化して盛り上がっている様子を市内外に情報発信するシティプロモーションの取組として、市民の思いに寄り添って、市役所内の部局を越えて取り組んでまいりました。  次に、〇ごと大作戦を数字で振り返ります。提案のエントリー件数は、2018年1月から2021年9月末の応募締切りまで45か月間で目標を超える316件でした。この316件のうち、実行委員会で判定、評価を受け実施段階に進んだ提案が272件となりました。右の線グラフのとおり、エントリー受付開始以降、右肩上がりで伸びてきました。2020年以降はコロナ禍の影響を受け、作戦の実施や打合せなどが難しくなり、ペースは落ちたものの、市民の皆様の熱量は落ちることなく、相談とエントリーともに最後まで増え続けました。判定・評価済みの272件全ての作戦を記載した一覧を資料1として添付しておりますので、後ほどご覧ください。  次に、参加・参画人数は目標の100万人を大きく上回り、200万人を超えました。コロナ禍での活動において、オンライン、ウェブの活用が進み、情報を発信する、したいという気持ちや、ほかの人の取組に関心が高まったことが一つの要因と言えます。市内各地域でエントリーされた316件をアからケまでの9つの視点で数値化しています。新しい人と人、地域や事業者の新たなつながりが生まれました。市民主体の作戦は、地域交流をはじめ、様々な分野で展開されました。一つの作戦に対して、寄り添った市役所の部署の数は平均3課でした。市役所の各部門が、市民の皆さんの活動や思いを一緒に実現するという市役所の中のつながりづくりという成功体験を得ることができました。  また、規制緩和、地域の魅力活用、企業の参加や社会貢献、地域福祉などの社会課題の解決にチャレンジする作戦もたくさんございました。作戦事例の一部をご紹介いたします。市民や団体の皆さんの取組全てがSDGsの17の目標のいずれかに該当いたしました。この世界共通のSDGsの視点で捉えますと、それぞれの団体自らの活動理念やゴールを再認識したり、ほかの団体の活動に共感することができます。フードバンクや境川の清掃活動など、同じゴールを目指す団体や組織がつながるきっかけとなった事例もございました。  社会貢献や地域貢献に取り組む企業など、様々なステークホルダーと市民活動をつなぐ有効な手段であると考えます。地元自治会と福祉事業者の地域のつながりで実施されている鞍掛台の買物・外出支援や、鶴川団地では電動カートを使用した送迎サービスなど、特色ある地域福祉に関する作戦が生まれました。  若者や子どもたちと地域の多世代交流も数多く生まれました。竹や音楽をテーマににぎわいをつくる作戦、アートやスポーツを通じた地域交流、様々な作戦へのボランティア参加など、多くの小中学生や大学生が〇ごと大作戦をきっかけに地域の方々と交流しました。  地域の魅力をテーマにした作戦では、地域の歴史や文化に触れ、ふるさとの魅力を未来につないでいく作戦や、町田のかるたを作り市民の愛着、誇りを育む作戦や、自然環境の豊かさを守り育てる作戦がございました。また、いわゆる規制緩和につながる作戦といたしましては、地域の生活道路で消防訓練や水鉄砲を使って楽しんだ水かけ祭りをはじめ、鶴川の香山園、野津田公園などの使用要件の緩和により、新たな利用やにぎわいがつくり出されました。  最後に、〇ごと大作戦に参画、参加した方々の声をご紹介いたします。新しいつながりや仲間ができた、新たな一歩が踏み出せた、せっかくまちだ〇ごと大作戦で始めたのだから、これからも町田で活動を継続していきたい、そして、さらに広げたいというとても前向きな声が寄せられています。〇ごと大作戦実行委員会委員からは、市民のアイデアやパワーに驚きと喜びを感じた、官民連携の情報発信が効果的だった、行政が市民の思いに寄り添った行政参加のまちづくりと言える好事業だったなどのご感想をいただいております。  11月1日発行の「まちだ〇ごと大作戦レポート13号」では、実行委員長、副委員長と石坂市長が〇ごと大作戦って何だったのかをテーマに座談会を行った記事を掲載しています。資料2として参考に添付させていただきました。  〇ごと大作戦を実施してきた4年間で、市民や地域の方々が自ら夢を実現していく過程、プロセスの中で、人と人とのつながりや信頼関係の高まりを実感して、子どもから大人までみんなが笑顔になっている姿が町田の新たな魅力となりました。〇ごと大作戦を通じた交流、感動の体験は、笑顔とともに市民のレガシーとして引き継がれ、次の70周年、80周年、90周年、100周年のたびに、町田市の歴史、町田市民の活力が歴史的なレガシーとして思い出されることになります。  〇ごと大作戦は、コンセプトとして掲げた交流感動都市まちだに向けて、確実な一歩を踏み込んだと言える事業でした。12月27日に最後の実行委員会を開催し、市制60周年から4年間に及んだまちだ〇ごと大作戦18-20+1は、12月末で幕を閉じることになります。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆白川 委員 ありがとうございます。〇ごと大作戦を当初やるときにも、目標値の設定というところもいろいろとお伺いしたんですけれども、たしかウェブとかでも当然目標値の設定があるという話だったと思うんです。その中で、特にコロナ後については、ウェブの重要性も高まっていく中で、ただ、ウェブでも、例えば、ただホームページを見るも1件かもしれないんですけれども、それよりもユーチューブを見てもらうだとか、もっと言うと、ウェブ上でもやり取りできる、交流ができるような仕組みのほうがいいという考えはあるんですけれども、そういった中で、この200万人の参加、参画という人数はどういう形だったのかという内訳みたいなものがもしあれば教えていただければと思います。 ◎広報課担当課長 こちらの内訳につきましては、例えば、チャレンジ事業の実施者の市民の方々たちがつくったホームページへのアクセス数ですとか、使い始めたSNSの「いいね!」の数ですとか、実際に参画されたスタッフの方の人数ですとか、それからその取組に参加をした来場者の方々、そういったものを足し上げた合計の数字となっております。 ◆白川 委員 そういったものがどういう形での割合だったかもし分かれば、要は、取りあえずイベントとかであればイベントの参加人数であれば当然分かりますし、ただ、今言ったウェブといっても意味合いが結構広いので、先ほど言ったウェブの中でも交流の部分がどれぐらいあった、例えば、交流だったらZoomか何か分からないですけれども、そういう交流とかへの参加なのか、さっき言ったホームページを見るというところなのか、SNSをチェックするなのか、ユーチューブを見るなのか、そういったところ、どれぐらいの割合かもし分かれば教えていただければと思います。 ◎広報課担当課長 実際に参画された方の人数が大体8,000人程度、それから、実際の参加者、来場された方がおおむね90万人程度、そういった形になっておりまして、そのほかSNS「いいね!」ですとかをしていただいた方々がおおむね15万件程度、それからホームページへのアクセス数がおおむね30万件程度といった形でございます。 ◆白川 委員 例えば、特にこのコロナ禍で、ネット上での交流という意味において、今の話はどちらかというと一方方向なんですけれども、双方向の事業みたいな形のものは最後広がったのかどうか、その辺も伺えればと思います。 ◎広報課担当課長 実際にZoomを使ってオンラインで交流を深めたりといった事業もございましたので、そういった形で、オンラインの事業も数件ございました。 ◆木目田 委員 この〇ごと大作戦が思ったよりかなり広がったというか効果があった、あと、地域課題の解決にというのが36%ですか、これ自体がかなり意味があったのかなと思うんですけれども、〇ごと大作戦が1年延長したとはいえ期限を迎えたと。これをもうちょっとやってほしい、継続してほしいという意見があったり、実際に今までのものを継続したいという意向もあると思うんですけれども、そのあたりのレガシーをレガシーだけにせずに継続化するというのは、何かお考えはあるんでしょうか。 ◎まちだ〇ごと大作戦担当課長 やってみた方からは、このまま続けたいという意見は当然ございます。事業の継続に関して必要なものといったときに、情報発信の支援であったり、場のつなぎ、市役所の庁内の各部署のつなぎ、あと金銭的な資金支援というところとか、様々ございますが、まず、〇ごと大作戦実施者自らが行うということでございましたので、このまま続けることには比較的問題はないと。  それから、町田市としましては、各部署で現在2022年からの様々な計画の執行体制を整えております。市民の皆様が、地域の皆様が相談に来たときにそれをサポートしていく体制で行ってきますので、これが途切れるというつもりは全くなくて、市民活動、地域活動を引き続き全庁を挙げてサポートし、その取組をシティプロモーションしていこうという考えでございます。 ◆木目田 委員 今回、予算がついての話なので、予算がつかないというか、言い方はよくないかもしれませんが、お金は出ないけれども、継続中みたいな形で何か窓口があったら……。結局、理念としては、副次的なのかもしれませんけれども、市役所の中のいわゆる横串が通せて、部署連携ができて、地域課題、もしくは地域をつなぐという目的化をするには、一つの窓口、例えば、地域活動サポートオフィスとかになるのかなと思うんですけれども、この〇ごと大作戦という名前を残してもいいのかなという気はしなくはないんですけれども、そのあたりはいかがですか。 ◎まちだ〇ごと大作戦担当課長 〇ごと大作戦というものが、活動する上で、ほかの団体さんや企業に話をするときに非常に信頼度が高かったという声はいただいております。そこには、実行委員会ということでやらせていただきましたが、事務局が町田市だったと、市制60周年をきっかけとした事業だったという社会的な信用度は非常に高かったと思います。その点でいきましても町田市地域活動サポートオフィスというのが、町田市の外に置いている団体ですが、市のほうでサポートしております。木目田委員のご指摘のとおり、市民活動、地域活動をつなぐ、もしくは助成金等を外部に求める際の活動の規約をつくったりとか、計画書作成等の相談にも乗れるというものが外部にもあるというところで、まさに、まちだ〇ごと大作戦は、このような地区協議会ですとか、市役所の中にある、また、外にあるサポートの体制の中で引き継がれていくものだと考えております。 ◆木目田 委員 地域活動サポートオフィスでもそういったニュアンスというか、打ち出していっていただきたいと思います。  あと、先ほど概要のほうでありました規制緩和についてなんですけれども、水かけ祭りだと香山園、あとは野津田公園での利用に関する規制を緩和したということなんですけれども、世の中的には、特区だとか、都市再生推進法人とか、いわゆる法律に基づく規制緩和があったと思うんですけれども、そこまではいかないと思うんですけれども、規制緩和の内容が、例えば、市が禁止していたものを緩和したのか、それとも解釈を変更してとか、そのあたりは具体的にはどんなものだったのか、教えていただいていいでしょうか。 ◎まちだ〇ごと大作戦担当課長 特区のような大きな法律に対しての規制緩和は、やはり取り上げはなかったんですけれども、また、条例改正ですとか、そういう大きな規約変更までは行きませんでしたが、解釈的なところ、利用条件の緩和という形になります。例えば、香山に関して言えば、供用開始前、通常だと市民の皆さんは利用できないものを、こういう条件であればというところでの緩和と、道路の使用ですとかも、今度、相原のほうで駅ピアノがありますが、利用条件に関して、このような条件をつければできますよというところをサポートしていった形になります。 ◆木目田 委員 法律的なものとか条例的なものは我々議会とか国会とかになってくるので、なかなか難しいと思うんですけれども、市民が使いやすく、いわゆる公有財産ですので、あまり縛り過ぎるのもあれですし、そのあたり、またいろいろと融通を利かせていっていただければと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後1時44分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時49分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第102号議案 ○委員長 第102号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎北部・農政担当部長 第102号議案 町田市市民農園条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、町田市忠生市民農園を2022年1月31日で閉園することに伴い、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、市民農園の名称及び位置を定める第3条の別表から、町田市忠生市民農園の項を削除するもので、2022年2月1日から施行いたします。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐々木 委員 返還の申出の主な理由を教えてください。あと、使用の貸借契約の上で原状復帰というのですが、具体的に原状復帰の中身、あと、市民農園を利用されている方があると思うんですが、その方たちへの周知はもう既に済んでいるのか、3点、お願いします。 ◎農業振興課長 それでは、返還の理由、あとは原状復旧の中身、あとは利用者のへの周知、こちらについてお答えをさせていただきます。返還の理由につきましては、相続が発生したことに伴う返還でございます。原状復旧の中身は、倉庫類ですとかトイレ等がありますので、そちらを壊すのと、あとは更地にしてお戻しさせていただくという感じでございます。利用者への周知につきましては、10月1日付で利用者向けにお知らせを配付いたしました。その後、希望者向けですけれども、利用者に説明会も実施しております。 ◆佐々木 委員 利用者の方には周知は既に済んでいるということですけれども、まだ実際に植えている方もいらっしゃると思うんですけれども、それは1月31日をもって閉園ということだと、それまでに自分たちの借りていた区画は自分たちで全部収穫を済ませて返すという、利用者さんはそれだけでいいのかどうか。まだ耕作をどこか別の場所でやりたいという方がいらっしゃれば、近所で違う場所のご紹介なども担当でやってくださるんでしょうか。 ◎農業振興課長 今回、10月にお知らせを出させたのも、冬のものが大体秋植えになってきますので、そのあたりもありましたので、そのあたりで周知をさせていただいております。基本的には、1月31日までに全部収穫は終わらせてくださいというところと、片づけ等も個々の区画についてはやってくださいということでお願いはさせていただいております。閉園に当たって、近隣の市民農園について、近くに、木曽西にも2つあるんですけれども、そちらと、あとは七国山ファーマーズ農園というのがございまして、そちらが空いておりましたので、そちらをご紹介させていただいております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第102号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第102号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第93号議案(経済観光部所管部分) ○委員長 第93号議案を議題といたします。  本案のうち、経済観光部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎経済観光部長 第93号議案 令和3年度(2021年度)町田市一般会計補正予算(第6号)のうち、経済観光部所管分につきましてご説明申し上げます。  補正予算書の16ページをご覧ください。  初めに、歳入でございます。  第15款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、第1目、総務費国庫補助金の説明欄、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の1億9,213万6,000円の減額につきましては、中小企業者家賃補助事業第3弾、キャッシュレス決済プレミアムポイント事業第2弾及びデリバリー・テイクアウト支援給付金第1弾における支出額が確定したことに伴い、減額補正するものでございます。  17ページをご覧ください。  第16款、都支出金、第2項、都補助金、第5目、商工費都補助金の説明欄、商店街チャレンジ戦略支援事業費の793万6,000円の減額につきましては、商店街チャレンジ戦略支援事業補助金の財源を減額補正するものでございます。その下、地域連携型商店街事業費の340万2,000円の減額につきましては、地域連携型商店街事業補助金の財源を減額補正するものでございます。その下、観光まちづくり推進支援事業費の173万3,000円の減額につきましては、シティセールス事業においてロードレース応援イベントの中止に伴い、減額補正するものでございます。その下、東京都生活応援事業費の5,436万3,000円の減額につきましては、キャッシュレス決済プレミアムポイント事業第2弾の支出額が確定したことに伴い、減額補正するものでございます。  30ページをご覧ください。  次に、歳出でございます。  第7款、商工費、第1項、商工費、第1目、商工業振興費の説明欄2、商工業振興対策費の2億6,917万5,000円の減額につきましては、商店街活性化支援事業、中小企業者家賃補助事業第3弾、キャッシュレス決済プレミアムポイント事業第2弾及びデリバリー・テイクアウト支援給付金第1弾における支出額が確定したことに伴い、減額補正するものでございます。  同じく第2目、観光振興費の説明欄2、観光事業費の442万8,000円の減額につきましては、フットパス全国大会及び町田時代祭り、ロードレース応援イベントの中止に伴い、減額補正するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって経済観光部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(中小企業者家賃補助事業【第3弾】の実施結果について) ○委員長 行政報告、中小企業者家賃補助事業【第3弾】の実施結果についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎経済観光部長 中小企業者家賃補助事業【第3弾】の実施結果について、担当者からご報告いたします。
    ◎産業政策課担当課長 タブレットの資料53-3、行政報告資料、中小企業者家賃補助事業【第3弾】の実施結果についてに沿ってご報告いたします。  中小企業者家賃補助事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上げが減少している市内中小企業者への資金繰り支援と事業活動の継続支援を目的としており、2020年度に引き続く第3弾として実施しました。  まず、1の事業の概要をご覧ください。第1弾と第2弾を比較する表で記載している表の左の列、第3弾は、補助対象経費を2021年1月から3月のうち、1か月分の支払い済み家賃の2分の1、最大20万円を補助するもので、2021年5月6日から6月30日を申請期間として実施しました。  2ページに移りまして、2の実施結果をご覧ください。まず、(1)の【第3弾】決算見込額については、Cの補助事業所数2,854件に対し、Dの補助交付額が2億8,712万3,000円となりました。参考として、Fの1事業所当たりの平均補助額は約10万1,000円となりました。  続いて、(2)の申請受付から入金までの期間について、第1弾、第2弾より2日早い24.7日でした。  3ページに移りまして、(4)の業種別補助件数をご覧ください。【第3弾】Aの行を見ますと、サービス業のうち飲食業が627件で、全体の27%を占めています。  続いて、(5)の所在地別補助事業所数です。原町田が最多の775件、全体の27%を占めています。森野、中町を合わせると、約半数を占めています。  続いて、3のアンケート結果です。補助金を交付した事業者2,354社のうち1,897件、約8割の有効回答を得ることができました。  まず、1つ目の今後の事業継続のために取り組まれていることを教えてくださいという質問に対して1,393件、約7割の事業者が感染症防止のための環境改善に取り組まれております。  続いて、4ページをご覧ください。  3つ目の新型コロナウイルス感染症の影響をうけている具体的な事例について教えてくださいという質問に対して、回答が多い順に、営業活動の減少、注文、受注の減少やキャンセル、資金繰りの悪化と続いております。  4つ目の今後期待する支援について教えてくださいという質問に対して1,641件、86.5%の事業者が家賃支援という回答でした。  最後の項目4、実施結果に対する考察では、5点を挙げております。  まず、1つ目に、補助件数についてです。第2弾を530件下回った要因としまして、申請要件である売上高減少率15%以上に該当しない、つまり売上高の減少幅が小さい事業者が一定程度あったことが挙げられます。  (2)は、事業者への案内についてです。まず、第2弾のみ交付済み者2,868の事業者について、個別に案内文を4月下旬に送付いたしました。さらに、申請受付開始から1か月経過した6月2日時点で未申請の事業者1,162件へ、電話でご案内いたしました。その結果、第2弾の件数を下回ったとはいえ、第2弾2,868件の事業者のうち、約76%に当たる2,170の事業者から申請がありました。  3つ目は、問合せ件数についてですが、第1弾、第2弾に比べ第3弾は、約2割にとどまりました。これは、案内文に対象物件等の申請情報を記載したことにより、スムーズな申請につながったものと考えられます。  4つ目は、申請内容から推測する市内経済の状況についてです。第3弾の申請要件では、2021年1月から3月の売上減少率の比較対象を、前年の2020年だけではなく前々年の2019年も対象としました。ところが、前年、2020年と比較している事業者が1,630件で、全体の7割に上っています。このことから、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている2020年よりも、事業者は厳しい状況であると考えられます。また、業種別補助件数を前回の第2弾と比較すると、サービス業である飲食業は、ほかの業種に比べて申請件数の減少率が低い、つまり、申請件数が減少していないことから、特に厳しい状況にあると考えられます。  最後の5つ目は、申請受付から入金までの期間についてです。第3弾の審査では、申請に必要な書類を減らし、内容を簡素化することで、事業者負担を軽減するとともに、審査時間の短縮につなげました。これらの結果、中小企業者家賃補助事業第3弾の申請受付から入金までの平均日数は24.7日となり、市内中小企業者への迅速な資金繰り支援、事業活動の継続支援につなげました。  報告は、以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(キャッシュレス決済プレミアムポイント事業【第2弾】の実施結果について) ○委員長 行政報告、キャッシュレス決済プレミアムポイント事業【第2弾】の実施結果についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎経済観光部長 キャッシュレス決済プレミアムポイント事業【第2弾】の実施結果について、担当者からご報告いたします。 ◎経済観光部次長 タブレットの資料、53-4、キャッシュレス決済プレミアムポイント事業【第2弾】の実施結果についてに沿ってご報告いたします。  キャッシュレス決済プレミアムポイント事業は、新しい生活様式の一つであるキャッシュレス決済を促進しつつ、市内経済活性化を後押しすることを目的として、町田市内の対象店舗においてキャッシュレス決済を行った消費者に対しまして、ポイントを付与するものです。2020年度、前年度に実施した第1弾に続きまして、今回、第2弾を実施いたしました。  まず、1の事業の概要をご覧ください。キャンペーンは、今年、2021年6月1日から6月30日までの1か月間実施いたしました。第2弾では、1回当たりのポイント付与上限を1,000円、期間中3,000円と設定いたしました。対象店舗数は、第1弾終了時の2021年1月末には約4,000か所あったものが、第2弾終了時の6月末には約5,100か所となり、約1,100か所増加しております。  続きまして、2の実施結果です。まず初めに、表に前期比で※印、そういった表記がありますけれども、これは各キャンペーン前の期間との比較でありまして、第2弾は6月に実施したということで5月との比較、また、第1弾については昨年の12月から今年の1月に実施したため、2020年10月、11月の2か月間の比較を表記しているものです。まず、決済総額は約38億円、ポイント付与額は約5億円となりました。  2ページに移ります。  決済回数は約208万回、利用者数は約30.4万人となりました。表の一番下の決算見込額としましては総額約5.1億円で、全て国の交付金と東京都の補助金により賄う予定でございます。  続いて、3の広報活動です。主に「広報まちだ」、市ホームページへの掲載のほか、神奈中バス及び「まちっこ」へのバス車内広告、また、新聞折り込みとポスティングを行いました。  3ページに移ります。  続いて、4の相談体制です。第1弾と同様に市庁舎における窓口相談や市内ソフトバンクショップ、ワイモバイルショップにて相談を受け付けたほか、第2弾、今回は新たな取組としまして、事業者向けに町田商工会議所窓口相談を実施いたしました。  続いて、5、アンケート結果です。今回も、事業者と消費者それぞれにアンケートを実施しました。  まず、(1)事業者(加盟店)へのアンケートにつきましては、キャンペーン期間終了後に、キャンペーンに参加した事業者へ、PayPay株式会社がメール配信にてアンケートを実施しました。結果は、店舗の売上げが増えたと回答した事業者が約50%、来店客数が増えたと回答した事業者が約35%となりました。そのほかのコメントとしまして、60代以上の方にも浸透してきた、来店促進につながりありがたい、また、コロナで厳しい時期にキャンペーンをしていただきとても助かったなどのコメントをいただいております。  4ページに移ります。  続いて、(2)の消費者に対するへのアンケート結果です。こちらもキャンペーン終了後に、インターネットのモニター調査方式で無作為抽出アンケートを実施しました。町田市在住者及び町田市に週1回以上来訪する方を対象に、町田市の年齢人口構成比に基づいて、男女20から60代の1,000件を収集いたしました。アンケートの結果は、結果(抜粋)というところに記載しておりますが、2ポチ目の部分で言いますと、キャンペーン参加者のうち75.4%が期間中の買物頻度が増加したと回答しています。その下、3ポチ目では、参加の主な理由として、お得なキャンペーン、よく行くお店で使えるが上位となりましたが、今回、町田市を応援したいという回答が4分の1にも上っております。また、最後の5ポチ目にあるとおり、キャンペーン参加率を性年代別で見てみますと、第1弾と同様に、男性では30代、女性では30から50代が多かったところですが、第2弾では、男性50代、女性20代、60代の参加率が伸び、幅広い層が参加したことが確認できる結果となりました。  最後に、6、実施結果に対する考察で3点を挙げております。  まず、1つ目に、事業目的である市内経済の活性化の後押しについてです。先ほどの消費者へのアンケート結果では、今回のキャンペーンによって獲得したポイントについて、9割近くの人が町田市内で使うと回答しています。この意向を考慮しますと、決済総額約38億円とポイント付与額の約5億円の再消費分とを合わせ、約40億円以上の経済効果を生み出したことで、市内経済の活性化を後押しすることができました。  2つ目に、もう一つの事業の目的でありますキャッシュレス決済の促進についてです。消費者へのアンケート結果では、利用者の今後のキャッシュレス利用意向は97%、そのうち、今回のキャンペーンをきっかけに初めてQRコード決済を利用した方の9割以上が、継続利用の意向を示しております。さらに、対象店舗数が第1弾終了時から1,100か所増えたことから、新しい生活様式の一つであるキャッシュレス決済のさらなる促進につながりました。  最後に、第2弾は、第1弾よりも短期間で、ポイント付与上限を低く設定したキャンペーンであったにもかかわらず、利用者数が2万人ほど上回っております。また、第1弾よりもキャンペーンの認知率、参加率ともに高い結果となりました。このことから、2回のキャンペーンを実施した結果、市内において、キャッシュレス決済が急速に浸透したと考えております。  報告は、以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(飲食事業者応援事業の実施結果について) ○委員長 行政報告、飲食事業者応援事業の実施結果についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎経済観光部長 飲食事業者応援事業の実施結果について、担当者からご報告いたします。 ◎経済観光部次長 タブレットの資料53-5、飲食事業者応援事業の実施結果についてに沿ってご報告いたします。  2021年度に新たに実施しましたデリバリー利用者等負担軽減事業及びデリバリー・テイクアウト支援給付金【第1弾】の2つの事業は、新型コロナウイルス感染症の影響で、特に厳しい経営状態が続く市内飲食事業者を支援するとともに、新しい生活様式の実践例であります食事のデリバリー、テイクアウトを促進することを目的としております。  まず、1つ目の事業、デリバリー利用者等負担軽減事業についてご報告いたします。  (1)の事業の概要をご覧ください。キャンペーンは、株式会社出前館と連携し、市内の飲食店が負担する配達代行手数料と消費者が負担する配送料をともに無料にするもので、6月1日から8月31日までの3か月間実施しました。⑤の決算見込額につきましては、飲食事業者が負担する配達手数料に相当する経費と、消費者が負担する配送料に相当する経費とを合わせまして、総額約1億500万円を株式会社出前館に交付し、全て国の交付金により賄う予定でございます。  続きまして、(2)の実施結果です。②の注文者の傾向につきましては、町田市内からの注文が約63%、残り町田市外からの注文が約37%でした。  2ページに移ります。  ③の加盟店舗数の推移については、キャンペーン期間最終月の8月末時点で343店舗となり、キャンペーン開始前の5月と比較して94店舗増加しました。④の店舗所在地については343店舗の内訳としまして原町田が一番多く165店舗でした。  続いて、(3)の広報活動です。町田市ホームページ、「広報まちだ」に加えて、5月に市長記者会見を行いました。また、市内に飲食店を持つ中小企業者1,323件に対しまして、個別に事業案内を送付し、周知をいたしました。  続いて、(4)の実施結果に対する考察で、2点を挙げました。1つ目に、飲食事業者が負担する配達代行手数料と消費者が負担する配送料の両方を無料にするキャンペーンを実施したことにより、キャンペーン開始前と比較しまして、注文件数は約3倍、売上総額は約2倍となりました。また、出前館を初めて利用した新規ユーザー件数は約2.5倍となりました。このことから、市内飲食事業者の支援及び新しい生活様式の実践例である食事のデリバリーの促進につなげることができました。  2つ目に、キャンペーン開始前と比較しまして、加盟店舗数が94店舗増加したことから、キャンペーンを通しまして市内飲食店のデリバリーサービスの導入を後押しすることができました。  3ページに参ります。  続きまして、2つ目の事業、デリバリー・テイクアウト支援給付金【第1弾】についてでございます。  (1)の事業の概要をご覧ください。こちらの給付金は、市内に飲食事業所、店舗を有する中小企業者に対しまして、デリバリーやテイクアウトの実施に係る経費として、1事業所当たり5万円を給付するものです。申請は、5月6日から9月30日まで受付をいたしました。⑥の決算見込額につきましては、578店舗に各5万円を給付しまして、総額2,890万円となり、こちらも全て国の交付金により賄う予定でございます。  続きまして、(2)の実施結果です。①の給付事業者数は全498件でした。③から⑤は、給付店舗数578店舗を、所在地、デリバリー・テイクアウトの実施状況、開始時期で表に整理しております。  4ページに移ります。  続いて、(3)広報です。町田市ホームページ、「広報まちだ」のほか、市内に飲食店を持つ中小企業者1,323件に制度案内を通知いたしました。さらに、そのうち未申請であった事業者880件には、個別に電話でもご案内を差し上げました。  続いて、(4)アンケート結果です。給付対象者に対して、申請受付と同時にアンケートを実施しまして、計498件の回答をいただきました。問3のデリバリーまたはテイクアウトを始めたきっかけ、問4のどのような効果を感じたかの回答としては、ともに売上の減少回復というのが最も多くなっております。  5ページに続きます。  続いて、満足度について3点設問を設けました。1点目の申請方法、2点目の申請要件に対しては、非常に満足あるいは満足という回答が大多数を占めております。しかし、3点目の給付額に対する満足度については、満足度がやや低く、やや不満・不満という回答が30.1%に上っております。  最後に、(5)の実施結果に対する考察で、4点を挙げております。  1つ目に、給付対象要件である今年の5月から8月までの間に、新たに90店舗がデリバリー、テイクアウトを開始しました。このことから、給付事業を通しまして、食事のデリバリー、テイクアウトの促進につなげることができました。  2つ目に、当給付金は、申請受付から平均で15.8日で入金をしております。新型コロナウイルス感染症の影響で、厳しい経営状況が続く市内飲食事業者に、迅速な支援を行うことができました。  3つ目に、アンケートの申請要件に対する満足度につきましては、9割以上の事業者が非常に満足、もしくは満足と回答をしております。事業者からの声としまして、既にデリバリーやテイクアウトを実施している事業者、これから始める事業者の両方に申請要件が対応しているのでよいという声があったことから、より多くの市内事業者への支援につなげることができたと考えております。  最後、4つ目に、アンケートの給付額に対する満足度については、先ほども申し上げましたけれども、約3割の事業者が不満・やや不満と回答しております。事業者の声としましては、この給付額では一、二か月分の容器の購入やチラシの印刷代だけしか賄えないという声がありまして、広報掲載費等の他の費用に給付金を充てることが難しかったことが分かりました。そのため現在は、第1弾の給付額の倍の10万円にしまして、第2弾を実施しているところでございます。  報告は、以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆木目田 委員 このデリバリー利用者等負担軽減事業で約1億円の予算ということで、デリバリーの累計というのが何件あったか分かるんでしょうか。 ◎経済観光部次長 先ほど何倍と申し上げましたけれども、具体的な数値については、営業秘密情報になるということで、出前館から詳細データはいただいておりません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(「第4次町田市農業振興計画改訂版(案)」のパブリックコメントの実施について) ○委員長 行政報告、「第4次町田市農業振興計画改訂版(案)」のパブリックコメントの実施についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎北部・農政担当部長 「第4次町田市農業振興計画改訂版(案)」のパブリックコメントの実施につきまして、担当者からご報告いたします。 ◎農業振興課長 それでは、タブレットの53-6-1、「第4次町田市農業振興計画改訂版(案)」のパブリックコメントの実施についてをご覧ください。  第4次町田市農業振興計画は、2017年度から2026年度までの10年間を計画期間としており、2021年度は中間年となる5年目となります。そこで、見直しを行うに当たり、町田市農業振興計画推進委員会から意見を聴取し、第4次町田市農業振興計画改訂版(案)がまとまりましたので、その概要及びパブリックコメントの実施についてご報告いたします。  まず、1の改訂版(案)についてでございます。こちらにつきましては、タブレットの53-6-2、第4次町田市農業振興計画改訂版(案)概要版をご覧ください。  まず、1ページ目をご覧ください。  1の(1)第4次町田市農業振興計画の改訂の背景と目的でございます。2017年度の計画策定時からの5か年において、農業分野における環境変化、都市農業に関する法制度の整備、あと新型コロナウイルス感染症拡大に伴う社会情勢の急激な変化などがありました。このような背景から、経営意欲のある農業者と市内農産物に対する市民ニーズ双方に対応するため、新たな取組が必要となっております。そこで、本計画の見直しに当たり、計画の基本理念や目標は保持しつつ、後期実行計画を策定することといたしました。策定に当たっては、SDGsの達成に向けた取組を意識するとともに、市民と農業者のそれぞれに対する課題を踏まえ、既存の事業の継続に加え、3つの重点事業と4つの新規事業を追加し、町田の農業振興の推進を図ってまいります。
     2ページ目をご覧ください。  町田市の農業の現状についてでございます。現状といたしましては、2020年度農林業センサスから、特に重要な町田市の総農家戸数、経営耕地面積の推移について掲載いたしました。傾向としては、2015年と比較し減少傾向にございます。  続いて、3ページ目をご覧ください。  そのような背景と現状を踏まえ、3ページでは、町田市の農業の課題を整理させていただきました。その中でも、農地の減少、農業者の減少、そして、地産地消の推進が喫緊の課題であると認識をいたしております。  4ページ目をご覧ください。  基本的な考え方及び後期事業計画体系図でございます。こちらでは2017年に策定した体系図を基本的には継承しつつ、3ページ目でお示しした課題に対応するため、体系図の一番右側にある実行計画を整理いたしております。  重点事業、新規事業の詳細につきましては、4ページから6ページに掲載しておりますので、順番にご説明いたします。  重点事業といたしましては、◎のマークがついている3つの事業を実施いたします。  農業研修事業では、2010年から実施しておりました研修事業を見直し、従来の耕作技術の習得に加えまして、農業経営に関することや農地法をはじめとした法律に関することなどのカリキュラムを追加し、即戦力となる農業者の育成を図ってまいります。  農地再生事業では、耕作されていない農地を整備、再生し、持続的に有効活用を図ってまいります。また、再生した農地は農業研修修了生の新規に就農するための用途としても活用いたします。  市内産農産物流通促進事業では、2020年から実施しておりますクックパッドマート等を活用し、流通促進を図ってまいります。  また、社会環境の変化等に対応するため、新規事業として☆マークがついている4つの事業を追加いたします。  デジタル化の推進では、農業者の生産現場や流通現場等において電子化を進め、効率的な農業経営の実現を目指してまいります。  都市農地貸借円滑化事業では、市が土地所有者と耕作希望者をマッチングし、貸借を支援することにより都市農地の保全と活用を図ります。  農福連携事業では、農業と福祉の分野が連携し、労働者の労働意欲の向上や生きがいづくりの場につなげられるように取り組んでまいります。  続いて、中学校給食への学校給食食材供給事業では、中学校給食センター方式の導入を見据え、地産地消を推進できるよう取り組んでまいります。  以上が改訂版(案)概要版のご説明となります。  なお、計画案の全体につきましては、タブレットの53-6-3、第4次町田市農業振興計画改訂版(案)に掲載しております。  それでは、タブレットの53-6-1、「第4次町田市農業振興計画改訂版(案)」のパブリックコメントの実施についてにお戻りください。  2のパブリックコメント実施概要についてご説明いたします。パブリックコメントの実施期間につきましては、12月15日から、来年、2022年1月17日まででございます。意見の提出方法につきましては、ご意見記入用紙を郵送、ファクスなどで提出していただくほか、町田市ホームページ上の回答フォームでも受付をいたします。  最後に、今後のスケジュールになります。パブリックコメントの終了後、来年、2022年2月の町田市農業振興計画推進委員会、また、2022年第1回町田市議会定例会での行政報告を経て、3月に計画の公表を予定しております。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆木目田 委員 1点だけ。クックパッドマートの話があったんですけれども、今見たら、もう既に7か所あるということなんですけれども、計画上は2026年度までに25か所ということなんですけれども、利用状況といいますか、今の現状はどうなんでしょうか。 ◎農業振興課長 現在の利用状況は、詳細な数的なものはクックパッドマートさんの社外秘というところでお聞きできない状況ですが、近隣に比べて回転率はとてもよいですという報告は受けています。設置数については、残念ながら、11月に市民ホールの改築工事がありまして、そこは1か所減っているんですが、マンションですとか、あとはコンビニ等の設置を今進めております。これまではオープンマーケット的な誰もが使えるところで進めてまいりましたが、今後はクローズドマーケットというんですか、マンションですとか、あとは公共施設的なものでも利用者が限られているものを進めていくというところでクックパッドマートさんとは検討を進めているところです。数的なところは、そこまで増えてはいないという状況でございます。 ◆白川 委員 位置づけとして、2017年に出されて2026年の計画の中で、これはあくまで実行計画みたいな位置づけなのか、要は、前の10か年の計画の中の後期みたいな位置づけなのか、いや、ある程度刷新した部分が多いよという話なのか、そこの位置づけがよく分からなかったので、そこをお願いします。 ◎農業振興課長 概要版のところになるんですけれども、そちらの2ページ目の上段、(2)に本計画の計画期間及び位置付けという形ではご説明をさせていただいているところではございますが、10年間の基本的な計画になっております。今回改定させていただくのが後期5年分、中身で言えば実行計画に当たる部分を改定させていただくといった内容になっております。 ◆白川 委員 この計画案を見たときに、刷新されたような見方が拝見できたので、位置づけはあくまでも後期のという話だということは分かりました。 ◆山下 委員 新しい事業ということで、中学校給食への食材供給ということが出ているんですけれども、これは具体的な仕組みづくりを進めるということでよろしいんですか。 ◎農業振興課長 こちらにつきましては、保健給食課、あとは町田市農業協同組合、農業振興課で検討は進めてございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(「(仮称)町田市里山環境活用保全計画(案)」のパブリックコメントの実施について) ○委員長 行政報告、「(仮称)町田市里山環境活用保全計画(案)」のパブリックコメントの実施についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎北部・農政担当部長 「(仮称)町田市里山環境活用保全計画(案)」のパブリックコメントの実施につきまして、担当者からご報告いたします。 ◎農業振興課担当課長 それでは、タブレットの53-7-1「(仮称)町田市里山環境活用保全計画(案)」のパブリックコメントの実施についてをご覧ください。  (仮称)町田市里山環境活用保全計画の策定に当たり、学識経験者や地域の町内会やまちづくり団体の代表等で構成する(仮称)町田市里山環境活用保全計画策定検討委員会から意見を聴取し、計画(案)がまとまりましたので、その概要及びパブリックコメントの実施についてご報告いたします。  まず、1、計画(案)についてでございます。こちらにつきましては、タブレットの53-7-2、(仮称)町田市里山環境活用保全計画(案)概要版をご覧ください。  1ページの第1章、計画の策定にあたってをご覧ください。  まず、1、計画策定の目的でございます。町田市は、都市の近郊でありながら、豊かな自然環境を有しています。また、今でも農の環境が残っており、歴史、文化の足跡も見ることができます。これらは町田市の魅力の一つであり、価値ある資産、資源であると言えます。こうした資産、資源を有効に活用し、持続可能なものとしていくため、多様な主体による連携、協働により、「住む人も 訪れる人も 居心地のよい まちだの里山」を実現していくための計画として策定いたします。  次に、2、計画期間でございますが、2022年度から2031年度までの10年間といたします。あわせて、2022年度から2026年度までの5年間の実行計画を作成し、2026年度に中間確認を行い、後期5か年の取組を定めます。  次に、3、計画の位置付けでございます。本計画は、まちだ未来づくりビジョン2040、町田市都市づくりのマスタープラン、第3次町田市環境マスタープランを上位計画とし、関連計画と整合を図りながら、事業を推進してまいります。  次に、4、本計画の対象地域です。相原、小山田、小野路、三輪などの市街化調整区域とそれに隣接する市街化区域の一部を対象とします。  2ページの第2章、現状と課題をご覧ください。  まず、1、対象地域の現状では、荒廃した山林や農地が増え、以前のような里山環境はほとんど残っていないこと、また、市内外から散策などを楽しむ人が多く訪れていることなどを記載しております。  次に、2、対象地域の課題では、地域の住民だけでなく、民間事業者など多様な主体と連携して取り組むこと、また、里山環境の時代に即した活用の取組と新たな循環サイクルを構築することなどを記載しております。  次に、3、エリアの区分では、地域の実情に応じた取組を検討するため、相原、小山田、小野路、三輪の4つのエリアを区分し、3ページに記載のとおり、エリアごとの現状と課題を整理しております。  4ページの第3章、里山環境の活用に向けた基本方針をご覧ください。計画の将来像を「住む人も 訪れる人も 居心地のよい まちだの里山」とし、その将来像を実現していくための4つの基本方針を設定いたしました。基本方針1、里山の環境を整える、基本方針2、里山の魅力を伝える、基本方針3、里山を体感する、基本方針4、里山ではじめるでございます。  5ページの第4章、里山環境の活用に向けた具体的な取組をご覧ください。  市全体の取組を重点事業として設定しました。重点事業1、山林と農地の再生と活用、重点事業2、活動に参画する団体や企業・個人など、担い手の確保と支援、重点事業3、「まちだの里山」の戦略的な情報発信でございます。  6ページ及び7ページをご覧ください。  エリアごとの実情に即した取組をリーディングプロジェクトとして設定し、小山田エリアでは、里山を身近に体感するための場の整備、農を活用した地域の賑わいゾーンの創出など、小野路エリアでは、竹林の再生と活用など、相原エリアでは、連携・協働の体制づくりなど、三輪エリアでは、地域の取組や魅力・価値を共有できる関係づくりを進めてまいります。  8ページの第5章、計画の推進にあたってをご覧ください。  2、計画の進行管理に記載のとおり、各エリアの地域住民や団体など多様な主体と連携、協働しながら各施策の進行管理をしてまいります。あわせて、学識経験者と農業、観光、産業の各分野の関係団体で構成する(仮称)里山環境活用保全推進委員会を設置し、取組などの進捗を確認してまいります。  また、3、町田市の役割に記載のとおり、計画の推進に当たりましては、多様な主体のコーディネート、計画の将来像の実現に向けた庁内関係部署の連携強化、そして、国、都、関連自治体などとの連携強化が重要であると考えます。  計画(案)のご説明は、以上でございます。  なお、計画(案)全体につきましては、タブレットの53-7-3、(仮称)町田市里山環境活用保全計画(案)に掲載しております。  タブレットの53-7-1、「(仮称)町田市里山環境活用保全計画(案)」のパブリックコメントの実施についてにお戻りください。  2のパブリックコメント実施概要をご覧ください。パブリックコメントの実施期間につきましては、12月15日から、来年、2022年1月17日まででございます。  意見の提出方法につきましては、ご意見記入用紙を郵送、ファクスなどで提出いただくほか、町田市ホームページ上の回答フォームでも受付いたします。  最後に、3、今後のスケジュールでございます。パブリックコメントの終了後、来年、2022年2月16日の第5回(仮称)町田市里山環境活用保全計画策定検討委員会、また、2022年町田市議会第1回定例会での行政報告を経まして、3月に計画の公表を予定しております。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後2時36分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時41分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第93号議案(監査事務局所管部分) ○委員長 第93号議案を議題といたします。  本案のうち、監査事務局所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎監査事務局長 第93号議案 令和3年度(2021年度)町田市一般会計補正予算(第6号)のうち、監査事務局所管分についてご説明申し上げます。  歳出のみでございます。  補正予算書の24ページをご覧ください。  第2款、総務費、項の6、監査委員費、目の1、監査費でございます。  説明欄2、委員費の14万5,000円の減額でございます。  節区分12の委託料8万8,000円の減額につきましては、工事監査の実施に係る技術調査業務委託料の減額でございます。世界的な木材価格の高騰及び供給不足の影響により、工事監査の対象としていた工事が延期され、実施できなくなったため、減額するものでございます。  節区分18の負担金補助及び交付金5万7,000円の減額につきましては、関東都市監査委員会負担金及び東京都市監査委員会負担金が、今年度は徴収が見送られたため、減額するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって監査事務局所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後2時44分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時46分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第93号議案(総務部・会計課所管部分)
    ○委員長 第93号議案を議題といたします。  本案のうち、総務部・会計課所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎総務部長 第93号議案 令和3年度(2021年度)町田市一般会計補正予算(第6号)のうち、総務部所管分についてご説明申し上げます。  歳出のみでございます。  予算書21ページをご覧ください。  第2款、総務費、項の1、総務管理費、目の10、情報システム費、説明欄の3、情報システム運営費3,338万2,000円の減額につきましては、契約差金及び事業内容が確定したことにより、補正減するものでございます。  総務部所管分の説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって総務部・会計課所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後2時49分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時51分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第112号議案 ○委員長 第112号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎財務部長 第112号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律等の改正に伴い、関係する規定を整備するため、所要の改正をするものでございます。  主な改正は2点ございます。1点目は、認定及び承認に関わる手続の合理化により、申請手数料を改めるものでございます。2点目は、共同住宅の認定方式の変更に伴い、申請手数料に関わる規定を改めるものでございます。  この規定は、2022年2月20日から施行いたします。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第112号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第112号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後2時53分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時54分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第93号議案(財務部所管部分) ○委員長 第93号議案を議題といたします。  本案のうち、財務部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎財務部長 第93号議案 令和3年度(2021年度)町田市一般会計補正予算(第6号)のうち、財務部所管分につきましてご説明申し上げます。  補正予算書の18ページをご覧ください。  初めに、歳入でございます。  第18款、寄附金1億148万4,000円の増額につきましては、11月から新たな寄附の使い道を追加したことに伴い、寄附目標額に応じて指定寄附金を増額計上しております。  次に、歳出につきましてご説明いたします。  21ページをご覧ください。  第2款、総務費、第1項、総務管理費、第11目、財政管理費、説明欄の財政事務費の2億7,092万9,000円の増額につきましては、財政調整基金積立金を増額計上するものでございます。  同じく、説明欄のふるさと納税事業費の1億4,100万8,000円の増額につきましては、まちだ未来づくり基金積立金などを増額計上しております。  第13目、財産管理費、説明欄の庁舎維持管理費の39万9,000円の減額につきましては、市庁舎総合管理業務委託料を減額計上するものでございます。  財務部の説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって財務部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(異議申立てに対する却下処分取消請求事件について) ○委員長 行政報告、異議申立てに対する却下処分取消請求事件についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎税務担当部長 異議申立てに対する却下処分取消請求事件等について行政報告いたします。詳細につきましては、担当者から説明申し上げます。 ◎納税課長 異議申立てに対する却下処分取消請求事件等についてご説明申し上げます。  それでは、お手元の資料をご覧ください。  まず初めに、資料の訂正をお願いいたします。3の(2)訴訟の経緯の8行目、2021年11月19日第1回口頭弁論期日の日付につきまして、裁判所からの指示で変更となりましたため、2022年1月18日に訂正をお願いいたします。  続きまして、ご説明いたします。  本件は、2021年3月11日付で町田市が決定した、行政不服審査法に基づく異議申立てに対する却下処分について、これを不服とした異議申立人側が、却下処分の取り消しを求め、東京地方裁判所に対して、町田市を被告とする訴訟を提起したものでございます。  本件訴訟の原告は、町田市外に在住する男性で、2013年度から2015年度までの間に行った預金債権の差押処分につき、2020年1月31日に異議申立てを行いました。市では、行政不服審査法に定める異議申立期間、つまり、60日間を大幅に超えての申立てでございましたので、却下処分といたしております。しかしながら、同法に定める正当な理由がある場合には、所定の期間を超えてもなお、異議申立てが可能であるとして、当該却下処分の取消しを求めているものでございます。現在、東京地方裁判所民事第38部に継続となっており、2022年1月18日に、第1回目の口頭弁論がなされる予定でございます。  ご説明は以上となります。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後2時59分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時1分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより第93号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第93号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第93号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後3時2分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時3分 再開 ○委員長 再開いたします。 △特定事件の継続調査申し出について ○委員長 特定事件の継続調査の申し出を議題といたします。  特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申し出することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  以上ですべての案件の審査が終了いたしました。
     これをもって総務常任委員会を閉会いたします。              午後3時4分 散会...